私の姓は「わかあり」と読みます。

非常に珍しい名字で、（ネットで調べた限り）全国的にも十数軒しかないようです。

若有先生の専門

専門は英語教育学です。教材分析や教材開発など、特に教材に関する研究に取り組んでいます。

• 　現在の研究テーマは英語教材の分析及び開発ですが、授業の指導手順や指導技術の研究にも取り組んでいます。その他、社会人、特に高齢者を対象とした英語指導や日本の英語教育史にも興味を持っています。

プロフィール

• 宮城県志田郡鹿島台町（現大崎市）出身
• 大学在学中に恩師の若林俊輔先生と出会い、その影響で英語教師になることを志す。卒業後、宮城県の公立高校に教諭として勤務。その後、大学院修学休業制度を利用して大学院（修士課程）へ進学。高校退職後、大学院博士課程に在籍しながら、関東の中学、高専、短大、大学で非常勤講師として勤務。市の高齢者を対象とした英語講座の講師も務めた。2004年夏に大学院留学のため渡英。留学中は英国のホテルでフロントの仕事も経験した。2007年より秋田大学に勤務。
• 取得学位：博士号（言語教育学）、修士号（英語教育学、Master of Education）。
• 主な学会活動：日本英語教育史学会理事、東北英語教育学会秋田支部事務局長、財団法人語学教育研究所研究員、外国語教育メディア学会関東支部メルマガ委員。

みなさんへのメッセージ

　私は今でこそ英語の教師をしていますが、実は中学、高校の頃は英語がとても苦手でした。中学２年の時に７割以上が合格するはずの英検の試験に落ち、高校１年の時には英語が試験科目にない大学を探した程苦手でした。その経験が今の研究に役立っているのですから、人生は不思議なものですね。

　「自分の英語に自信がない」「英語を教えることに対して自信が持てない」と悩んでいる先生方も、いつかその経験が役に立つ日がくるかもしれません。現在の日本の英語教育が置かれている状況は非常に厳しく、道のりは決して楽ではありませんが、一緒に悩み、考えながら、よりよい授業作りのお手伝いをしていきたいと考えています。