秋田大学大学院医学系研究科の助教が第56回社会貢献者表彰を受賞

 

表彰状を持つヨン助教(中央)と公衆衛生学教室の野村教授(中央右)

 

表彰式の様子

 

表彰者記念撮影

 

安倍昭恵会長との記念撮影

 

 秋田大学大学院医学系研究科公衆衛生学講座のヨン・キム・フォン・ロザリン助教が、公益財団法人社会貢献支援財団(会長 安倍昭恵氏)の「第56回社会貢献者表彰」を受賞しました。本表彰は、社会の各分野で顕著な功績を挙げながら、社会的に報われる機会の少ない方を対象に表彰するもので、1971年に始まりました。
 ヨン助教は、日本に引きこもりや自殺の多い現象に関心を持ち、疫学的観点から調査研究を行い、その関連要因や助けを求める行動を分析。居場所や地域社会との交流と自立支援のための方法を考案。日本で最も自殺率が高い秋田県へ移住し、2013年、ひきこもりの人たちの居場所となり、自立支援を行うNPO法人「光希屋」を設立しました。毎年、60名ほどが同法人を利用しており、社会復帰を果たした人も多数います。
 ヨン助教は受賞に際し、「公衆衛生と精神保健の研究、そして現場での実践は切り離せないものだと考えています。不登校・ひきこもり・自殺予防と介入が、机上の空論にならないためにも、研究の原石を現場から発掘し、さらに実用的な学問として研究を現場へ還元していくことが大切です。公衆衛生学教室の皆さんの支援と大学の理解があるからこそ、このような活動を継続することができています。私は秋田が大好きです。これからも地域の皆さんと共に前に進んでいきたいと考えています」と今後の抱負等を話しました。