秋田大学、「総合診療医センター」の開所式を実施

 

挨拶する山本学長

 

総合診療医センターの看板を掲げる様子
(左から近藤克幸理事(総括・人事・情報・病院経営担当)・総括副学長、
山本文雄学長、尾野恭一医学系研究科長、南谷佳弘病院長)

 

 秋田大学は2月1日、本学医学部附属病院に、幅広い領域の病気を診る総合診療医を養成する拠点「総合診療医センター」を開所し、2日に開所式が行われました。学生教育から卒後研修、医師の学び直しまでを一貫して行います。

 総合診療医は病気の初期診療に当たり、必要があればより専門的な医療機関に患者をつなぎ、地域医療の中心的な役割を担う医師として、国が養成に力を入れています。厚生労働省は、こうした総合的な診療能力を持った医師を育てるセンターに経費補助する方針を示し、本学を含む全国6大学が指定を受けました。

 本センターでは、地域医療を担う人材を育てる「地域枠」の学生を主な対象に、県内外の医療機関と連携した実習プログラムを実施するほか、医師不足の地域の医療機関に医師を派遣する調整役も担います。

 開所式では、山本文雄学長より「若手医師が地域医療を担いながらキャリアアップする仕組みが重要。センター開設で総合診療体制の強化が図られるとともに、附属病院の研修医確保にも寄与することを期待する」と挨拶があり、本学大学院医学系研究科の尾野恭一科長は「10~20年後には地域枠の学生の半数が総合診療医になることを目指している。秋田の地域医療に総合診療医は不可欠。人材育成に医学部を挙げて取り組んでいく」と意気込みを語りました。