駐日ボスニア・ヘルツェゴビナ大使が秋田大学を表敬訪問
11月23日(火)、シニシャ・ベリャン駐日ボスニア・ヘルツェゴビナ大使が秋田大学を表敬訪問しました。
懇談の冒頭、対応にあたった後藤猛理事(教育・学生・国際担当)・副学長から、ベリャン大使の訪問に対して歓迎の意が示されました。ベリャン大使からは、日本の大学とボスニア・ヘルツェゴビナ(以下、同国)の大学との交流促進を図りたいと考えており、同国の公立大学と本学との協定締結の意向が示されました。これを受け、後藤理事からは、関係部局と協議の上、前向きに検討したい旨の発言がありました。また、ベリャン大使からは、同国にも秋田と同様に地域に根差した祭りや行事があり、交換留学によって双方の学生が文化的な交流をすることも大変意義があるとの見解が示されました。今後も情報共有を図り、同国の大学との連携について引き続き意見交換を行っていくことで一致し、懇談は和やかな雰囲気で終了しました。
懇談終了後、理工学研究科附属クロスオ―バー教育創成センターを訪問し、村上英樹講師から「珪藻土(けいそうど)を用いた植物成長促進技術」などについて説明を受けました。ベリャン大使から研究内容について質問が出されるなど高い関心が示されました。
続いて、国際資源学研究科附属鉱業博物館を訪問し、石山大三館長並びに西川治講師から、博物館の概要説明や展示物解説を受けました。ベリャン大使は博物館が所蔵する貴重な収蔵品を興味深く観察し、理解を深められました。