秋田ロータリークラブ例会でウクライナ学生がスピーチ

 

南谷学長とウクライナ学生

 

 令和7年6月18日(水)、秋田ロータリークラブの例会において、秋田大学のウクライナ出身の留学生が秋田や本学での生活についてスピーチを行いました。
 本学では、令和4年4月ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、避難のため学修の継続をあきらめざるを得ない学生や研究者を受け入れ、修学や研究活動の環境を提供するプログラムを実施しており、本学みらい創造基金から住居支援や生活支援金の支給を行うなど、安心して修学や研究活動に取り組むことができるよう支援しています。
 本プログラムでは、これまでに10名の学生を支援しており、現在も3名の学生が在籍し、学びを続けています。 
 スピーチでは、祖国での困難な状況や、秋田で出会った人々の温かい支援への感謝の言葉が述べられ、会場は深い感動に包まれました。
 本学の南谷佳弘学長は、「これまでの支援に対し感謝申し上げるとともに、今後も安心して修学に取り組むことができるよう支えていきたい。」と述べました。
 また、例会終了後には、出席した会員から「これからも頑張ってください。」と学生に対し温かい励ましの言葉がかけられるなど、ウクライナへの支援の輪が広がる機会となりました。