秋田大学、体験教室「北秋田市の大地を作った日本史上最大の噴火」を実施

 

体験教室の様子

 


 秋田大学は10月23日、JSTの女子中高生の理系進路選択支援プログラム採択事業「興味をキャリアへ あきた理系プロジェクト」の一環で、北秋田市立合川中学校において、体験教室「北秋田市の大地を作った日本史上最大の噴火」を実施した。
体験教室では、本学大学院教育学研究科教職実践専攻の林信太郎教授を講師に、十和田火山を主なテーマにして行われ、講義の他に、お菓子と炭酸飲料を使って火山噴火の仕組みを再現する実験など、身近な物を使って火山に関する事象を再現する実験も行われた。
 生徒は自分が住む土地に影響をもたらした、平安時代の火山噴火の話や、目の前で展開される実験に興味深い様子で、最後の質問コーナーまで盛り上がったまま閉会した。
 参加者からは、「林先生の話を聞いて、普段あまり疑問に思わない事にも関心を持つようになれました!今後の職業について、じっくり考えていきたいと思います。」「身の回りの食べ物で、あんなリアルな火山を表せるのがすごいと思いました。」といった感想が寄せられた。