防災教育外部指導者派遣事業において、鎌滝孝信准教授が仁井田小学校で講義を行いました。

 

 

 8月28日(木)秋田市立仁井田小学校の全校児童590名を対象に、地域創生センター鎌滝孝信准教授が「『じしん』や『つなみ』から『いのち』を守ろう」と題し、講義を行いました。
 鎌滝准教授は「地震には町を壊してしまうほど大きな力がある。しかし、学校の避難訓練を真剣に取り組むなど、普段から防災への心がけをしっかり持つことで生き残ることができる」と述べ、講義を始めました。そして、児童たちに避難訓練へ取り組む態度や津波や地震について解説し、地震や津波から命を守るための行動について述べました。また、1896年陸羽地震や1983年日本海中部地震について説明し、過去に秋田県内でも地震災害が発生していることから、地震災害は他人事ではなく、自分の近くでも起こりうる可能性があることを伝えました。
 講義終了後、児童から「普段の生活の中でも地震や津波に対しての行動を考えたいと思う」という感想があり、今回の講義が児童の防災意識を高めたようでした。

 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。