秋田大学北秋田分校が,北秋田市で田んぼアートの稲刈りを行いました。

稲刈りの様子

 

地元の方に稲を束ねる作業を教わる学生

 

※8月末頃の「田んぼアート」

 

 10月14日(日),秋田大学北秋田分校は,秋田内陸縦貫鉄道の沿線で実施された「田んぼアート」の稲刈りに参加しました。
 「田んぼアート」は地域の方々の繋がりを育むとともに,観光客が訪れたくなる景観をつくり,内陸線の集客力アップを狙いとするもので,北秋田分校も共催として参加しました。5月26日に行われた田植えから稲は順調に成長し,秋田内陸線の車窓を華やかに飾り,10月初頭まで乗客の目を楽しませてきました。
 今回,稲が収穫の時期をむかえたことから,秋田大学学生のほか,秋田県や北秋田市,地元の秋田北鷹高校の生徒,地域の方々など約90人が参加し,地元の農家の方から,稲の刈り方や束ね方などについて指導を受けた後,さまざまに色づいた「べにあそび」や「大黒稲」などの古代米を夢中で稲刈りしました。参加者たちは刈り取った稲を束ねる作業に苦労している様子でしたが,地元の農家の方から丁寧なアドバイスを受け,日程が終わりに近付く頃には上手に稲をまとめていました。
 作業後は,今年の田んぼアートの出来ばえについての報告会が行われたほか,地元の方からきりたんぽ鍋をご馳走になり,参加者と交流を深めていました。
 主催である秋田県北秋田振興局は,今後も「田んぼアート」の実施を予定しているそうなので,その時は北秋田分校も参加するとともに,来年度からはぜひ企画の段階から関わっていきたいと考えています。