大学生・高校生教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」のオリエンテーションを開催しました。

オリエンテーションの様子

 

中学校の教科書を確認する実習生

 

 横手分校は12月1日(土)、横手市交流センターY2(わいわい)ぷらざにおいて「教育ミニミニ実習」のオリエンテーションを開催し、実習に参加する高校生に向け、本事業の目的や実習中のマナーについての説明を行いました。

 「教育ミニミニ実習」は教職を目指す秋田大学生・秋田県南地域の高校生を対象とした教職体験プログラムであり、実習生が中学生との交流を通して自己の適性や課題を把握し、学ぶモチベーションを高める事を目的とした事業です。
 今年度は昨年度に引き続き2度目の開催であり、横手・湯沢市内の5校より高校生16名、秋田大学より学生4名の総勢20名の実習生が、教科指導の補助や部活動への参加、保護者との懇談会、そして各自40分の実習授業を通し、教育現場の一端に触れます。

 オリエンテーションでは、まず初めに根岸均横手分校長が本事業のねらいについて説明し、前年度の実習生からの感想なども交え「実際に体験してみてこれまで想像していた先生像と大違いであることがわかったと感想を述べた生徒がいた。皆さんにとってもこの経験はお金では買えない財産になると思います。」と述べました。

 次に実習先である横手南中学校の教務主任菅雅彦先生より、実習に当たってのマナーについて話があり、最後には「自己紹介での皆さんの意気込みを聞いて頼もしく思いました。失敗を恐れず頑張りましょう。」と実習生に向けてエールが送られました。

 12月14日(金)には秋田大学内で大学生向けのオリエンテーションも開催し、中学生だけでなく、同じ実習生として参加する高校生の見本にもなれるようにと、学生たちは気持ちを引き締めている様子でした。

 実習は前半が12月26日(水)から28日(金)の3日間、後半が翌年1月9日(水)、10日(木)の2日間の計5日間となります。
 実習生はこれから本番に向けて実習指導案の作成などの準備を進めていきます。