平成24年度 大学生・高校生教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」が終了しました(前半)。

教科ごとに分かれ指導補助を行った。

 

部活動にも参加。

 

実習授業に向けた事前練習会の様子。

 

 秋田大学横手分校は,教職を目指す秋田大学の学生・秋田県南地区の高校生を対象に,教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」を企画し,1月10日(木)にその全日程を終了しました。
 この取り組みは将来教職を目指している大学生・高校生が中学生と交流することで,自己の適性を知り,将来の夢の実現の一歩とすることを目的としています。また,実習先の中学生にとっても,教職を含め今後の進路について意識する機会となることが期待されます。
 昨年度に引き続き2回目の実施となる今回も,実習先として横手市立横手南中学校に協力いただき,平成24年12月26日(水)から28日(金)の3日間と,平成25年1月9日(水)から10日(木)の2日間、計5日間に渡って実施しました。

 前半となる12月の3日間は,受験を控えた中学3年生を対象として実施された学習会および部活動へ,指導補助として参加しました。
 学習会では担当する教科ごとに分かれ,各クラスの指導教員の補助役として学習指導を行いました。初めは積極的に声をかけることができなかったという声が多く聞かれましたが,横手南中学校の伊藤校長からのアドバイス「自分の視線を生徒の目線まで下げて」を実行し,徐々に打ち解けて指導ができるようになったようでした。
 学習会後に行われた部活動では,バスケットボールや卓球,吹奏楽など,実習生自身の経験にもとづき様々な担当に分かれ,助言や練習相手を務めるなどして指導にあたりました。

 また,今回は他教科の学習の様子を見学する時間も設けました。教科によって効果的な授業の進め方や生徒への教え方が全く違うことが分かり,「今まで何気なく授業を受けていたけれど教える側になって初めて気付いた。」と改めて教師の視点を実感すると共に刺激になったと話す実習生もいました。

 1月の実習最終日には1人40分間の実習授業が控えていたこともあり,年が明けた1月4日(金),5日(土)には,根岸均横手分校長の指導のもと,横手市交流センターY2ぷらざにおいて授業の事前練習会も行いました。中学生に分かりやすく,楽しみながら学んでもらうにはどうしたらいいか,実習生は試行錯誤しながら準備を進めていました。