北秋田市でメディカル・サイエンスカフェ・ネクストを開催しました。

 

 

 9月18日(水)に秋田県立秋田北鷹高等学校にてメディカル・サイエンスカフェ・ネクストを開催しました。
 メディカル・サイエンスカフェ・ネクストとは、医学や健康について、秋田大学の教員が市民にわかりやすく解説し、参加者たちが自由に意見交換をする公開講演会です。北秋田では昨年に引き続いて2回目の開催となり、市民や学生約200人が参加しました。
 今回のテーマは「高齢社会を明るく元気に生きる」。サイエンスカフェ・マスターの秋田大学大学院医学系研究科長澤田賢一教授を進行役に、秋田大学大学院医学系研究科中村順子教授と秋田大学教育文化学部髙田知惠子教授がそれぞれ講演を行いました。
 講演の後は質疑応答が行われ、QOL(=生活の質)を保ちながら、自分らしく生きるために在宅療養を視野に入れることや、病気の有無ではなく、生きること全体で健康を見ることが大事だということ、医師や看護師、介護、行政などが包括的に立体的で継続的な支援をしていくためのシステム作りが重要だというアドバイスなどが挙げられ、参加者たちは真剣な表情で聞き入っていました。