防災教育外部指導者派遣事業において、鎌滝准教授が泉中学校で防災授業を行いました。(25.12.19)

 

 12月19日(木)秋田市立泉中学校全校生徒約690名を対象に、地域創生センター鎌滝孝信准教授が「地震や津波から命を守ろう」と題し講義を行いました。
 鎌滝准教授は、「地震について正しく理解し、一人一人が考え行動できるようになって欲しい」と授業を始めました。防災は自分自身が主役であること、いろいろな場所や場面で地震が発生することを想像することが災害発生時に自ら行動できるようになることであると説明しました。また、自宅や学校周辺で危険な箇所がないかを事前に調査し、建物の倒壊や崖崩れなどの可能性について想像すること、避難する場所および避難経路を知っておくことが大切と、普段から災害について想像し考えることの重要性について述べました。
 授業の終了時には生徒から、「2次災害を防ぐためにはどうしたらよいか」「地震や津波に強いまちづくりをするためにはどうしたらよいか」などと質問があり、災害を深く考えている様子がうかがえました。
 泉中学校は年に数回の避難訓練を実施しています。避難訓練は地域の方々と一緒に実施したり、非常食を実際に食べてみるなどを行っており、防災についてとても熱心な学校です。これからも、自ら考え行動できるようになるために、普段から地震や防災について想像し考えるようになって欲しいと思います。


 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。