平成25年度「高齢者の健康増進プロジェクト 秋田大学開放講座」を開講しました。

 

 

 

 平成25年10月26日(土) ,11月2日(土),12月7日(土)の全3回にわたり、横手市交流センターY2ぷらざにおいて「高齢者の健康増進プロジェクト 秋田大学開放講座」(秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻作業療法学講座主催 横手分校協力)が開講されました。
 本講座は「元気な高齢者のいる社会・地域づくり」推進のため本学3学部が連携し、それぞれが有する健康増進に関する教育・研究を生涯学習として地域に還元することを目的とした事業で、昨年度は秋田市で開催され大変好評を得ました。
 今年度は秋田県全体への開放事業として横手分校のある横手市で開講され、講座には健康に関心のある15名の方が参加しました。

 講座では第1、2回目でリハビリテーション、心理学、生体工学に関する検査を体験し講話を受けた後、第3回目でその学習効果を確認するために再度検査を行います。
 第1、2回目の講座では、受講者はそれぞれの分野で分かれた体験ブースを自由に回り、記憶力や情報処理能力など認知機能を測る検査や生活に関するアンケート形式の評価などを受け、自身の健康状態を確認しました。
 また、受講者は万歩計に似た生活のリズムを計る腕時計型活動量計を受け取り、1週間の生活を測定。後日個別にデータの解説がなされ、各々の日々の生活を見直すよい機会となったようでした。

 最終回となる12月7日(土)の第3回ではこれまでに受けた検査を再度体験し、初回と比べてどれだけの学習効果があったかを確認しました。簡易生活リズム質問票による評価について、すべての受講者が安定した生活習慣を維持することができていました。

 受講者からは「学生さんのサポートが多く学生さんとの会話も楽しめた。」「できれば今後も続けられいろいろな人が参加できる機会を設けていただきたい。」といった感想が聞かれました。