平成26年度 「中学生モデルロケット製作・打ち上げ講習会」を開催しました。

モデルロケットの仕組みを教わります。

 

細かな作業も多く、集中して取り組んでいます。

 

最後に全員のロケットを打ち上げました。

 

 平成26年7月19日(土)、横手高等学校において「中学生モデルロケット製作・打ち上げ講習会」(秋田大学理工学部システムデザイン工学科創造生産工学コース主催 横手分校後援)を開催しました。
 
 この講習会では、昨年度より「能代宇宙イベント」※1内の中学生向けコンテンツとして開催されている「中学生モデルロケット秋田県大会」※2(中学生モデルロケット秋田県大会実行委員会 横手分校後援)の大会説明と、モデルロケットについての学習・製作を行います。

 当日は横手市内中学校の生徒、教員のほか、親子で小学生が参加するなど、計17名が受講しました。

 始めに、講師の秋田大学理工学部システムデザイン工学科創造生産工学コースの土岐仁教授から秋田県と宇宙開発の繋がりについて説明がありました。同教授は、「秋田県は過去には道川射場、現在もJAXA能代ロケット実験場、田代実験場を有し、日本の宇宙開発に不可欠な基幹ロケットの開発に深く関わってきた歴史がある」と解説しました。
 次に、モデルロケットの仕組みについて学んだ後、実際に製作を行いました。受講者は教員の説明を聞きながら真剣な表情で取り組んでいました。
 できあがったロケットにはエンジンを取り付け、会場の外へ出て打ち上げも行いました。天候にも恵まれ受講者一人一人のロケットを打ち上げることができ、講習会一番の盛り上がりを見せました。

 「中学生モデルロケット秋田県大会」は8月17日(日)に能代宇宙広場で開催されます。
 興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

※1 能代宇宙イベントHP 
http://www.noshiro-space-event.org/
※2 中学生モデルロケット秋田県大会HP 
http://www1.sozo.akita-u.ac.jp/modelrocketakita