仙北市で「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト」を開催しました。
7月14日(火),秋田大学(学長:澤田賢一)は平成27年度1回目の「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト -高齢社会を明るく元気に生きる-」を仙北市角館交流センターにて開催しました。
「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト」とは,医学や健康について秋田大学の教員がわかりやすく解説し,市民の皆さんと意見交換をする公開講演会です。参加者は「カフェ」にいる感覚で,飲み物とお菓子を楽しみながら様々な話題について聴講しました。
今回は澤田賢一学長がサイエンスカフェ・マスター(進行役)として,大学院医学系研究科保健学専攻の中村順子教授が「最後まで自分らしく生きる・暮らす -元気なときも介護が必要になっても-」,教育文化学部こども発達・特別支援講座の森和彦教授が「注意とは何か? -注意の解剖学と処方箋について考える-」,大学院工学資源学研究科情報工学専攻の水戸部一孝教授が「交通事故に遭いやすい高齢歩行者 -事故を避けるためにできること-」をテーマにそれぞれ講演しました。
参加者からは「身近な話題で非常に参考になった」,「難しい話題をわかりやすく説明してくれて,聞いていて楽しかった」などの意見がありました。医療系の進路を目指す生徒からは「豊富な知識を教えてもらった」などの意見があり,目指す進路が明確になったと実感している様子を窺うことができました。
今年度の「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト」は,また他の連携自治体でもう2回開催する予定ですので,次の機会にぜひご参加ください。