児童対象防災マップづくり事業「地域を知ろう!災害を知ろう!~自分たちの住む町を知るための防災教室」を開催しました。
11月29日(日),秋田大学地域創生センターは秋田市桜地区に住む児童13名を対象に標記の防災教室を実施しました。
この事業は,県内児童が通学路や遊び場などの危険箇所を記載する防災マップを作成することで,今後,地震をはじめとした自然災害が発生した場合に最も安全なルートを児童自らが選択し,避難できるようになることを目的としています。
居住区ごとに3つのグループに分かれた児童たちは,午前中は外を歩いて危険箇所等を探し,午後はそれらを防災マップにまとめて発表を行いました。
発表では,危険箇所として道路のひび割れを挙げる班が多く,そのほか地震で自動販売機が倒れる危険性についての指摘もありました。また,広い公園や会館など,災害時に役立つ場所や安全な場所を見つけてきた班も多く見られました。
参加した児童からは,「通学路以外も歩いたことで,外で遊ぶときに気をつけなければいけない場所が分かった。」「友達にも教えてあげたい。」といった感想があり,今回の経験を今後の生活に活かしていこうとする意識を窺うことができました。
地域創生センター地域防災部門では,小中学校,自治体,企業等への講演会,出前授業等を通じて,広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら,お気軽にご連絡ください。
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