防災教育外部指導者派遣事業において,水田教授・鎌滝准教授が講義を行いました(11,12月分)。

 秋田大学地域創生センター地域防災部門の水田敏彦教授・鎌滝孝信准教授は,秋田県教育委員会が主催する「平成27年度防災教育外部指導者派遣事業」において,県内各幼保小中高等学校での防災授業を行っています。11月,12月は計6校で活動を実施。これを以て,今年度同事業で計画されていた全19校での出前授業を終えました。

    
実施日 実施校 参加者 担当
平成27年11月10日 横手市立横手南小学校 全校児童630名,教職員 鎌滝准教授
平成27年11月11日 秋田県立二ツ井高等学校 全校生徒146名,教職員 水田教授
平成27年11月19日 秋田県立秋田中央高等学校 1年生240名,教職員 水田教授
平成27年11月26日 秋田県立横手高等学校定時制 全校生徒100名,教職員 水田教授
平成27年12月2日 相愛保育園 園児120名,教職員25名 鎌滝准教授
平成27年12月16日 旭川幼稚園 園児166名,教職員 鎌滝准教授

 秋田市旭川幼稚園では「『じしん』や『つなみ』から『いのち』をまもろう! ~あぶないところはどこ?~」と題し、鎌滝准教授が講義を行いました。
 鎌滝准教授は,地震が起きたらまず頭を守り身の安全を確保すること,海の近くで揺れを感じたらすぐに高い場所へ避難することの重要性を,園児にも分かりやすいように画像や映像を使用しながら説明しました。そして演題にある「あぶないところ」については,「自分が寝ている部屋に,倒れてきそうなタンスや本棚などがないか,お父さんやお母さんと一緒に点検してみましょう。」と述べ,屋外はもちろん自宅にも存在する危険箇所を把握し,対策する必要があることを強調して説明しました。
 園児たちは,こちらからの問いかけに元気な声で答えるなど,最後まで積極的な姿勢で授業へ臨んでいました。

 


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