能代市で『メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト』を開催しました。

 

 秋田大学(学長:澤田賢一)は10月20日、本年度2回目となる、『メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト』を能代山本広域交流センターで開催し、市民を中心に約160名の参加がありました。
 
 この講演会は、お茶とお菓子を楽しみながら聴講するという、“カフェスタイル”が特徴です。講演会の進行役であるサイエンスカフェ・マスターを伊藤医学部長がつとめ、秋田大学医学部保健学科の中村順子教授が「最後まで自分らしく生きる・暮らす-元気なときも介護が必要になっても-」、教育文化学部地域社会講座の髙田知惠子特別教授が「私の人生は私の物語 最終章に彩りを!」、理工学部システムデザイン工学科の巖見武裕教授が「高齢者の転倒防止のための機器開発-バランス能力の評価と下肢筋力の向上-」をテーマにそれぞれ講演しました。講師達は、沈みがちになるテーマを、明るくユーモアを交えながら語りかけ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
 講演会終了後の意見交換では、高校生から「前期高齢者を65歳からと定義している根拠は何か?」との鋭い質問が出るなど、活発な意見交換が行われました。