秋田大学みらい創造基金支援事業
「秋田大学地域交流市」を秋田大学祭と共同開催!

賑わいをみせる各自治体ブース

 

18年ぶりに復活した白岩大名行列

 

迫力満点のなまはげ太鼓

 

学生もお囃子に参加

 

自分たちが栽培したほたるひめを販売する学生

 

 秋田大学は秋田大学みらい創造基金の支援を受け,平成28年10月16日(日)に,本学が連携協定を締結する北秋田市,潟上市,男鹿市,仙北市,横手市,東成瀬村の6つの自治体による地元特産品の販売を軸として,『食と芸術の秋』を提供する「秋田大学地域交流市」を,秋田大学祭と共同開催しました。
 この地域交流市は,自治体の特産品販売事業に学生を参画させることで,地域指向型人材の育成を促進し,地域文化理解増進の機会とすることをねらいとする「地域交流朝市(※)」をさらに発展させたものであり,今回第50回を迎えた秋田大学祭と共同開催することにより,学生と地域住民,そして連携自治体の方々がさらに広く多様な交流ができる機会となりました。
 各自治体ブースでの学生による特産品の販売以外にも,ステージでは県内各地の伝統行事・郷土芸能を披露していただきました。仙北市からは,角館町白岩地区に400年前から伝わる「白岩大名行列」に参加いただきました。この行事は人口減による担い手不足のため途絶えていましたが,今年8月に18年ぶりに復活しました。その際活動に参加した学生のうち6名も白岩地区の方々に加わって一場面を再現してもらいました。男鹿市からは,全校生徒27名の男鹿北中学校なまはげ太鼓クラブの皆さんによる「なまはげ太鼓」を披露してもらいましたが,中学生離れした迫力満点のパフォーマンスに対して,大きな拍手が起こっていました。さらに秋田市からは,東北三大祭りの一つとされる「秋田竿燈」が登場。教職員で構成する秋田大学竿燈会には,今年のまつりに参加した学生のうち4名がお囃子に加わり,さらなる盛り上がりを演出してくれました。
 また,秋田大学のブースでは,県内各地における活動の様子を写したパネル等の展示を行ったほか,今年度新設された秋田大学地方創生センターの活動を紹介しました。さらに秋田大学北秋田分校の活動の一環として,学生が手植え・手刈り・天日干しにより栽培した「秋田大学オリジナル米 ほたるひめ」を活動の説明とともに限定販売しました。

※一昨年の秋から,秋・春とこれまで計4回開催しています。