『野球少年向け投球障害予防教室』 in 北秋田を開催

●柔軟性の計測の様子


 

●超音波でのチェックの様子


 

 秋田大学は北秋田市教育委員会及び北秋田市スポーツ少年団の協力のもと,12月17日,鷹巣体育館において「野球少年向け投球障害予防教室」を開催しました。
 この講座はメディカルチェックを通して,少年野球選手やその保護者,指導者が身体のケアについて意識するきっかけとなることを目的として開催したものです。
 当日は北秋田市スポーツ少年団員36名とその保護者,指導者ら合わせて約60名が参加しました。参加小学生は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授と齊藤明助教,大学院生,学生らが運営する7つのブースを順番に周り,超音波による肘の骨の形状や筋肉の硬さ,関節角度や柔軟性,筋力など現在の身体の状態を確認した後,投球障害予防のためにハイスピードカメラを使用した投球フォームのチェックやストレッチの指導を受けました。特に投球フォームのチェックでは,普段なかなか見ることのない自分自身のフォームに参加小学生は興味津々で,怪我をしないフォームの習得に熱心に取り組んでいました。本教室が投球障害予防の一助になることを強く願っています。

 開催日時:平成29年12月17日(日) 13:00~15:40
 会  場:北秋田市鷹巣体育館 サブ体育館
 共  催:北秋田市教育委員会,地方創生センター
 後  援:北秋田市スポーツ少年団,北秋田分校
 参 加 者:北秋田市スポーツ少年団員 36名,保護者・指導者 約25名