「第1回 野球少年向け投球障害予防教室 in 大仙市」を開催(H30.11.18)

 

 

 

 

 秋田大学は大仙市教育委員会,大仙市スポーツ少年団,大曲整形外科クリニックのご協力のもと,11月18日(日)に仙北ふれあい文化センターにおいて「第1回 野球少年向け投球障害予防教室 in 大仙市」を開催しました。

 今年度は大仙市の各地域で合計4回の教室開催が予定されており,今回が1回目となりました。当日は大仙市大曲周辺のスポーツ少年団員24名とその保護者,指導者ら合わせて約40名が参加しました。

 参加小学生は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授と齊藤明助教,大学院生,大曲整形外科の梅原寿太郎院長,リハビリテーション科スタッフらが運営する7つのブースを順番に周り,超音波による肘の骨の形状や筋肉の硬さ,関節角度や柔軟性,筋力など現在の身体の状態を確認しました。毎回好評のハイスピードカメラを使用した投球フォームのチェックでは,怪我予防や球速アップのための秘訣を聞こうと参加者は熱心に質問をし,耳を傾けていました。

 投球障害予防については,まだ選手や保護者,指導者の間で十分に認知され正しく行われているとは言えないのが現状です。この教室が参加者にとって障害予防により関心を持ち,取り組んでいくきっかけになればと思っています。また,この大仙市での取り組みを今後全国に向けて発信できるようスタッフ一同と協力して,教室の充実を図って参ります。


開催日時:平成30年11月18日(日) 13:00~16:00
会  場:仙北ふれあい文化センター イベントホール
主  催:大仙市教育委員会,地方創生センター
後  援:大仙市スポーツ少年団,
     大曲整形外科クリニック
参 加 者:大仙市スポーツ少年団員 24名,
     保護者・指導者 15名