「平成30年度 少年少女バドミントン選手向け障害予防教室in 大仙市」を開催(H31.2.10)

 

 

 

 秋田大学は大仙市教育委員会,大仙市スポーツ少年団,大曲整形外科クリニックのご協力のもと,2月10日(日)に神岡農村環境改善センターにおいて「少年少女バドミントン選手向け障害予防教室 in 大仙市」を開催しました。

 大仙市内で今年度4回予定されている障害予防教室の4回目であり,初めてバドミントン選手を対象に実施しました。大仙市は秋田県内で最もバドミントン競技が盛んな地域であり,保護者や指導者合わせて約40名が参加しました。

 参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授,齊藤明助教,大学院生,大曲整形外科の梅原寿太郎院長,リハビリテーション科スタッフらが運営する6つのブースを順番に周り,超音波による肘・足の骨の形状や腕の筋の硬さ,関節角度や柔軟性,肩や脚の筋力など現在の身体の状態を確認しました。また投球障害予防教室と同様にハイスピードカメラを用いて各自のフォームをチェックし,怪我をしにくいフォームの指導を受けました。

 バドミントン競技におけるこうした障害予防教室は全国的にみても大変珍しい取り組みであり,特に小中学生を対象とした教室はほとんど例がありません。年々人気や注目度が高まっている競技ですが,障害予防に関しては選手,指導者,保護者ともにまだ認識が高いとは言えないのが現状です。今後も当教室を通して自身の身体のケアや怪我予防に対する意識を高めてもらえよう取り組んでいきます。


開催日時:平成31年2月10日(日) 13:00~16:00
会  場:大仙市立神岡農村環境改善センター
主  催:秋田大学地方創生センター,大仙市教育委員会
後  援:大仙市スポーツ少年団,大曲整形外科クリニック
参 加 者:大仙市スポーツ少年団員 19名,中学生 6名,
     保護者・指導者 約15名