野球少年向け投球障害予防教室の研究報告が第7回日本スポーツ理学療法学会学術集会の「大会長賞」を受賞しました!
秋田大学では平成29年度より大仙市や男鹿市、北秋田市の各自治体のご協力のもと、野球少年向け投球障害予防教室を開催しています。
この度、当教室に関連する以下の研究報告が、第7回日本スポーツ理学療法学会学術集会(2021年1月,オンラインでの開催)において「大会長賞」を受賞しました。本研究では、尺側手根屈筋が肘関節の動揺性と、浅指屈筋が投球時の肘へのストレスと関係していることを明らかにしました。これらの筋肉の活動は投球時の肘への負荷を軽減する上で必要不可欠であることが立証され、野球肘の予防ならびに治療介入する際の有用なデータになると考えています。
齊藤明,岡田恭司,佐藤大道,柴田和幸,鎌田哲明,並木雄介:少年野球選手における前腕屈筋・回内筋群の硬さと肘関節内側動揺性および投球時の肘関節外反ストレスとの関係