秋田大学防災教室「防災マップづくり」at 払戸小学校を行いました。(R3.9.15)
令和3年9月15日(火)、秋田大学地方創生センターは、男鹿市立払戸小学校にて秋田大学防災教室「防災マップづくり」at 払戸小学校を実施しました。
この事業は、県内の学校等を対象に、地震災害や防災知識についての講義を行った上で街歩きを行い、通学路や遊び場などの危険箇所・避難箇所等を記載する「防災マップ」を児童・生徒自らが作成する取組です。この講義・実習を通じて、児童・生徒らの地域への関心・愛着を育むと共に、地震等の自然災害が発生した場合に最も安全なルートを子どもたち自らが選択して避難できるようになることを目的として、県内各地で開催しています。
今回は払戸小学校で、岡山理科大学の鎌滝孝信教授が講師を務め、オンライン(zoom)で講義を行いました。その後、越後谷男鹿なまはげ分校長と秋田大学スタッフが払戸小学校教員と協力して、4年生児童15名とともに防災ウォークを行い、防災マップづくりを通じて指導・助言を行いました。
実施の様子は以下のとおりです。
①防災・マップづくりの講義
調査活動に出発する前に、防災への備えについて、また調査の際の観察ポイント等について、鎌滝教授が講義しました。
②各地区で調査活動(防災ウォーク)
2班に分かれて、地図やカメラを片手に通学路などを歩きながら、危険箇所・安全箇所等を調べました。
③防災マップづくり
帰校後、調査結果をもとに防災マップを作りました。
危険箇所・安全箇所の写真を貼ったり、説明を書き加えたりしながら、班ごとに全員が協力して作成しました。
④発表・講評
マップ完成後、防災マップづくりを通して気付いたことについて、各班が発表しました。
発表後、越後谷男鹿なまはげ分校長は「今回、防災マップを作るために街を歩くことで、危ない場所・避難場所など初めて見つけたことがあったはずです。ぜひ、他の学年のお友達や家族にも、今回分かったことを教えてあげてください。」と講評しました。