「野球少年向け投球障害予防教室in 由利本荘」を開催(R3.11.21)
秋田大学は由利本荘市教育委員会のご協力のもと,11月21日(日)に由利本荘総合防災公園ナイスアリーナにおいて「野球少年向け投球障害予防教室 in 由利本荘」を開催しました。由利本荘市より当教室開催についてご依頼をいただき,今年度初めて開催することとなりました。
当日は由利本荘市の10のスポーツ少年団員38名とその保護者,指導者ら合わせて約70名の参加がありました。今年度も昨年に引き続き,実施に際しては新型コロナウイルス感染拡大予防対策を万全にし,密にならないよう換気を徹底し安心して参加していただけるよう配慮しました。
参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授,大高麻衣子准教授,齊藤明講師,大学院生(6名),保健学科理学療法学専攻の学生(10名)らが運営する8つのブースを順番に周り,超音波による肘の骨の形状,関節角度や柔軟性など現在の身体の状態を確認しました。またこの教室の目玉でもあるハイスピードカメラを用いた投球フォーム指導や軟式球を投げた際の肘の負荷量の計測も実施し,肘の負担が少ない投球フォームを選手,保護者,指導者とともに確認しました。
参加した選手からは「自分の投げ方のどういう所を直したら良いか分かりやすく教えてもらい嬉しかった」,保護者・指導者からは「こういった機会を求めていたので大変有難い。ぜひ来年も実施してもらいたい」など嬉しい声が聞かれました。
当教室を機会に,選手や保護者,指導者が障害予防に対してより関心を持ち,継続して取り組んでもらえることを願っています。
開催日時:令和3年11月21日(日) 10:00~16:00
会 場:由利本荘総合防災公園ナイスアリーナ 屋根付きグラウンド
主 催:秋田大学地方創生センター,由利本荘市教育委員会
参 加 者:由利本荘市スポーツ少年団員 38名,保護者・指導者 約30名