「第1回野球少年向け投球障害予防教室 in 大仙」を開催(R3.11.27)

 

 

 

 

 秋田大学は大仙市,大曲整形外科クリニックのご協力のもと,11月27日(土)に大仙市神岡中央公園嶽ドームにおいて「第1回野球少年向け投球障害予防教室 in 大仙」を開催しました。

 大仙市では毎年2回開催しており,第1回目の今回は小学生を対象として開催しました。当日は大仙市の8つのスポーツ少年団員65名とその保護者,指導者ら合わせて約100名の参加がありました。実施に際しては昨年度と同様,新型コロナウイルス感染拡大予防対策を万全にし,密にならないようまた換気を徹底して行いました。

 参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授,齊藤明講師,照井佳乃助教,大学院生等(7名),保健学科理学療法学専攻の学生(5名),大曲整形外科クリニックのスタッフ(3名)らが運営する8つのブースを順番に周り,超音波による肘の障害の有無の確認や関節角度,柔軟性などを計測しました。毎年好評のハイスピードカメラを用いた投球フォーム指導や投球時の肘の負荷量を計測する機器も使用し,より身体へ負担の少ない投球フォームの指導を行いました。

 大仙市での開催は今年度で5年目になります。その為,地域やチーム内でも当教室の認識が拡がっており,この効果もあってか年を追うごとに野球肘の割合は減少しています。
 今後も秋田大学と地域・チームが一体となって野球肘予防への取り組みが出来る事を期待しています。

開催日時:令和3年11月27日(土) 9:30~15:30
会  場:大仙市神岡中央公園嶽ドーム
主  催:秋田大学地方創生センター,大仙市
後  援:大曲整形外科クリニック
参 加 者:大仙市内の野球スポーツ少年団員 65名
保護者・指導者 約40名