「メディカル・サイエンスカフェ in 横手」を開催(R3.12.22)

●進行役の尾野医学部長 


 

●会場の様子


 

●講演をする利先生 


 

●講演をする小玉先生


 

 秋田大学は年12月22日,横手セントラルホテルで「メディカル・サイエンスカフェ in 横手」を開催しました。
 このイベントは,医学や健康について,本学の教員が分かりやすく解説する「公開講演会」と自由に「意見交換をする場」を組み合わせたもので,秋田県各地で開催しており好評を得ております。この度の横手市のカフェには,横手市民33名が参加しました。
 医学部の尾野恭一学部長がサイエンスカフェ・マスターとして進行役を務め,本学の教員2名がそれぞれの専門の立場から話題を提供しました。医学部保健学科の利緑講師は「健康長寿を目指した心臓にやさしい生活」をテーマに,『心臓にやさしい生活を送るための,食材や料理』について講話を行いました。また,高齢者医療先端研究センターの小玉鮎人特任助教は「健康長寿のためのフレイル予防」をテーマに,『フレイルの説明とその影響,フレイルを予防するための方法』について講話を行いました。
 参加者からは「2人のお話しがとても聞き取りやすく,分かりやすかった。」「フレイル予防のために運動と筋力アップをしたい。」などの意見が述べられたほか,健康維持のための自身の体験などの積極的な発言が複数あり,健康長寿への関心の高さがみられました。
 また,今回もコロナウイルス感染症予防対策としてお菓子の提供を見合わせ,お茶のみの提供となりました,リラックスした雰囲気での有意義な交流の場となりました。
 終了後の参加者からのアンケートでは「とても有意義な講座でした。カフェのファンになりました。」「心臓に関して興味がわきました。大変参考になりました。」「フレイル予防のコグニサイズ運動を横手で継続して行って欲しい。」などの意見が寄せられ,高齢社会を『明るく元気に生きる』ヒントを感じ取って頂いた有意義なカフェとなりました。