「野球少年向け投球障害予防教室」in 北秋田を開催(R3.12.25)
秋田大学は北秋田市教育委員会,北秋田市スポーツ少年団のご協力のもと,12月25日(土)に鷹巣体育館において「野球少年向け投球障害予防教室 in 北秋田」を開催しました。
当日は北秋田市の6つのスポーツ少年団員28名とその保護者,指導者ら合わせて約50名の参加がありました。実施に際しては新型コロナウイルス感染拡大予防対策を万全にし,密にならないよう換気を徹底し安心して参加していただけるよう配慮しました。
参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授,大高麻衣子准教授,齊藤明講師,江畑萌助教,大学院生(6名),保健学科理学療法学専攻の学生(8名)らが運営する7つのブースを順番に周り,超音波による肘の障害の有無,関節角度や柔軟性など現在の身体の状態や肘に負担の少ない投球フォームを確認しました。また今年度は超音波による骨の発育状況や体組成計を使用した筋肉量の測定も実施し,より多方面から障害予防に取り組んでいます。
外は雪が積もり氷点下の気温でしたが,会場内は選手や保護者,指導者の熱気に包まれ,障害予防に対する関心の高さをうかがえました。
今後も秋田大学と地域が一体となって野球肘の予防に尽力していきたいと思っております。
開催日時:令和3年12月25日(土) 11:00~15:00
会 場:鷹巣体育館
主 催:秋田大学地方創生センター,北秋田市教育委員会
後 援:北秋田市スポーツ少年団,秋田大学北秋田分校
参 加 者:北秋田市スポーツ少年団員 28名,保護者・指導者 約25名