「メディカル・サイエンスカフェin北秋田」を開催

会場の様子

 

進行役の羽渕医学部長

 

講演をする伊藤先生

 

質問に答える三島先生

 

 秋田大学は令和4年7月27日(水)、北秋田市民ふれあいプラザ・コムコムにて「健康長寿 元気で100年」をテーマに「メディカル・サイエンスカフェin北秋田」を開催しました。
 このイベントは、医学や健康について本学の教員が分かりやすく解説する「公開講演会」と自由に「意見交換する場」を組み合わせたもので、秋田県各地で開催し好評を得ております。この度の北秋田市のカフェには、北秋田市民30名が参加しました。
 医学部の羽渕友則学部長がサイエンスカフェ・マスターとして進行役を務め、本学の教員2名がそれぞれ専門の立場から話題を提供しました。教育文化学部の伊藤恵造准教授は「地域生活を無理なく、楽しく!-超高齢団地に学ぶ“世代間交流”のための社会的工夫-」をテーマに、世代間交流はしなければならないのか、超高齢団地の住民から学んでいることなどについて講演を行いました。また、医学部医学科の三島和夫教授は「健康長寿100年のための健康快適な睡眠とは」をテーマに、睡眠問題に対処するための指針について詳しく説明を行いました。
 今回も新型コロナウイルス感染症予防対策として、お菓子の提供を見合わせ、お茶のみの提供でパーティションのある中での開催となりましたが、アットホームな雰囲気での有意義な交流の場となりました。
 終了後の参加者アンケートでは、「地域との年代別交流については、工夫が必要であることを実感しました」「睡眠について資料が豊富で分かりやすく、持ち帰ってからも活用できそう。不眠症の知り合いにも伝えてあげたい」などの感想が寄せられ、健康に元気で100年生きるヒントを感じ取っていただいたカフェとなりました。