「メディカル・サイエンスカフェin南高中等部」を開催

挨拶する尾野センター長

 

挨拶する伊藤校長

 

講演する成田准教授

 

講演する柴田教授

 

生徒と意見交換する羽渕医学部長

 

 秋田大学は令和4年9月28日(水)、秋田県立秋田南高等学校中等部にて「健康長寿 元気で100年:がんの治療最前線~最新薬物治療と開発から最終手術まで~」をテーマに「メディカル・サイエンスカフェin南高中等部」を開催しました。
 このイベントは、毎年、県内各地で開催しておりますが、この度初めて中学校で開催し、全校生徒240人が参加しました。
 医学部の羽渕友則学部長が進行役を務め、教員2名がそれぞれ専門の立場から話題を提供しました。腎泌尿器科学講座の成田伸太郎准教授は「ロボット手術とは?~最新のがん手術治療現場から~」をテーマに、手術支援ロボット「ダヴィンチ」について動画を交えて最先端の手術について分かりやすく説明しました。また、臨床腫瘍学講座の柴田浩行教授は、「がんはどうやって誕生するのか?-終わらない闘いの物語-What is cancer?What is life?Never ending story.」と題し、がんの仕組みや予防から治療方法まで詳しく解説し、秋田南高校の卒業生が行ったがんに関する研究成果も紹介しました。
 中学生達は、普段触れることのない最先端の医学について聞き入り、一生懸命メモを取っていました。講義の中で本の紹介もあったことから、さらに興味を持った生徒もおり、知的好奇心を刺激する機会となりました。