「野球少年向け投球障害予防教室」in 大館を開催(R4.10.29)
大館市文教振興事業団、大館市スポーツ少年団本部のご協力のもと、10月29日(土)に大館市樹海体育館(タクミアリーナ)において「野球少年向け投球障害予防教室 in 大館」を開催しました。
当日は大館市の5つのスポーツ少年団員18名とその保護者、指導者ら合わせて約25名の参加がありました。実施に際しては新型コロナウイルス感染拡大予防対策を万全にし、安心して参加していただけるよう配慮しました。
参加者は保健学専攻の理学療法学講座の岡田恭司教授、齊藤明講師、照井佳乃助教、看護学講座の大高麻衣子准教授、江畑萌助教、作業療法学講座の菊地翼助教、大学院生(9名)、保健学科理学療法学専攻の学生(7名)らが運営する7つのブースを順番に周り、超音波による肘や膝の骨の形状、肩や脚の関節の柔軟性、肩周りの筋力、体組成計による筋肉量や栄養状態の計測を行いました。また小型加速度計やハイスピードカメラを使用し、投球時の肘への負荷や正しい投球フォームについてアドバイスを受けました。
参加した選手からは「ボールを投げた時の肘への負担が分かるのが凄かった。肘を怪我しない投げ方をしたい」、保護者・指導者からは「こうした取り組みは初めてであり、大変有意義な機会である。ぜひ来年も実施してもらいたい」など嬉しい声が聞かれました。
当教室を機会に、選手や保護者、指導者が障害予防に対してより関心を持ち、継続して取り組んでもらえることを願っています。
開催日時:令和4年10月29日(土) 12:00~15:00
会 場:大館市樹海体育館(タクミアリーナ)
主 催:秋田大学地方創生センター、大館市文教振興事業団
後 援:大館市スポーツ少年団本部、秋田大学北秋田分校
参 加 者:北秋田市スポーツ少年団員 18名、保護者・指導者 16名