「メディカル・サイエンスカフェin大仙」を開催(R4.11.22)

挨拶する佐藤副市長

 

講演する飯島教授

 

質問に答えるロザリン助教

 

受講者に説明する羽渕医学部長

 

 秋田大学は令和4年11月22日(火)、大仙市の花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」にて「人生100年時代の心も身体も生涯健幸のコツ~安心のメンタルヘルスから消化器がんの克服まで~」をテーマに「メディカル・サイエンスカフェin大仙」を開催しました。
 このイベントは,医学や健康について本学教員が分かりやすく解説する「公開講演会」と自由に「意見交換する場」を組み合わせたもので、今回は初めて働く世代を対象に開催し、大仙市民25名が参加しました。
 サイエンスカフェ・マスターとして羽渕友則医学部長が進行役を務め、医学部の教員2名がそれぞれ身体面と精神面から話題提供しました。消化器内科学・神経内科学講座の飯島克則教授は「秋田県で多い胃がん、大腸がんの話」と題し、消化器のがんについて、予防から治療まで最新の医学について講演を行いました。また、衛生学・公衆衛生学講座のヨン・キム・フォン・ロザリン助教は「職場のメンタルヘルスとストレスの管理」をテーマに、ひきこもりやうつ病、ストレスの対処法について説明を行いました。
 今回もお茶を飲みながら、話しやすい雰囲気のもと「カフェ・タイム」を過ごすことができました。
 終了後の参加者アンケートでは、「自分は100年生きることは無理だと思っていたけど、話を聞いて100年を目指し健康に暮らしていきたいと思った」「検診の大切さを知りました」などの感想が寄せられ、心も身体も健康で幸せに100年生きることについて考えるきっかけになったカフェでした。