「野球少年向け投球障害予防教室」in 大仙を開催(第2回) (R4.12.18)

 

 

 

秋田大学は大仙市,大曲整形外科クリニックのご協力のもと,12月18日(日)に大仙市神岡中央公園嶽ドームにおいて「野球少年向け投球障害予防教室 in 大仙(第2回)」を開催しました。

大仙市では11月に続く2回目の開催となり,当日は大仙市の4つのスポーツ少年団員28名,4つの中学校の野球部員18名,保護者や指導者ら合わせて約70名の参加がありました。実施に際しては,新型コロナウイルス感染拡大予防対策を万全にし,換気を徹底して行いました。

参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授,齊藤明講師,大学院生等(10名),保健学科理学療法学専攻の学生(16名),大曲整形外科クリニックのスタッフ(3名)らが運営する8つのブースを順番に周り,超音波による肘の障害の有無の確認,体組成計を用いた骨や筋肉の発達状況,関節角度や柔軟性などを計測しました。また加速度計を使用した投球時の肘のストレス計測やハイスピードカメラを用いた投球フォームのチェック・指導も実施しました。

 外気温が0℃を下回る中,会場内は選手やスタッフの熱気に包まれていました。また障害予防に対する関心も高く,特に中学生は毎日ストレッチングを実践している選手が多く,スタッフが驚くほどでした。今後もストレッチングを継続し,来シーズンも怪我なく全力プレーで頑張ってもらえれば嬉しいです。

開催日時:令和4年12月18日(日) 10:30~15:00
会  場:大仙市神岡中央公園嶽ドーム
主  催:秋田大学地方創生センター,大仙市
後  援:大曲整形外科クリニック
参 加 者:大仙市内の野球スポーツ少年団員 28名
     中学校野球部員 18名
保護者・指導者 約30名