横手市で小学生を対象とした英語体験学習事業「イングリッシュ・アドベンチャー」を開催しました(H30.9.23~24)

9/23(日)開会式

 

「フォニックス」にチャレンジしました

 

9/23(日)の活動(英語学習・イワナつかみ)

 

9/24(月)の活動(フィリピンの学校とテレビ通話・お別れ会)

 

9月23日(日)~24日(月・祝)、横手市増田町狙半内の「釣りキチ三平の里 体験学習館」を会場に「イングリッシュ・アドベンチャー2018」(主催:横手市まちづくり推進部生涯学習課、共催:秋田大学地方創生センター、秋田大学横手分校)を開催しました。

 本事業は横手市内の小学校5・6年生を対象に、横手の自然環境を活用したアウトドア活動や宿泊体験を行うとともに、英語を使って様々な国の留学生および大学生とのコミュニケーションに挑戦することで国際感覚の育成を図ることを目的としています。

 2日間の活動のうち、計3回ある英語学習の時間は本学教育文化学部学校教育課程英語教育コース所属の学生が本学教員の指導のもとカリキュラムを作成し、当日は9名の学生が現地での実践を行いました。
 また、事業には留学生7名と教育文化学部地域文化学科・工学資源学部・医学部から4名の学生も参加し、活動補助を通して小学生との交流を行いました。

 1日目には2コマの英語学習を実施し、1時間目の「Be friends with ABC」では、始めにグループ毎に留学生が小学生にイングリッシュネームをつけ、小学生の顔写真からイングリッシュネームを当てるゲームを行いました。ゲームで打ち解けた後は、ABCの歌を歌ってアルファベットを覚え、さらにアルファベットの発音「フォニックス」についても学習しました。
 
 昼食後の2時間目では、「Count on me!」と題して数の数え方や複数形の表現であるSの付け方について学習しました。英語でカウントをしながら「だるまさんがころんだ」を行ったり、複数形の表現の入った文章を見て正解か不正解かに分かれる○×ゲームなど、体を動かしながらの学習となりました。

 2日目の英語学習は「Be our guest」ということで、まずは留学生から出身国の料理について話を聞き、iPadを使って材料や作り方を学びました。
 次に今回参加したフィリピン出身の留学生の協力もあり、実際にフィリピンの小・中・高校とiPadを使用したテレビ電話を行いました。話す前には各自で質問内容を準備し、小学生は大学生や留学生のサポートを受けながら英語で質問をしました。最初は恐る恐るでしたが、フィリピンの児童からの質問にも答えたり会話をしているうちに自信につながった様子で、徐々に笑顔が見られました。

 この2日間は英語学習以外にもイワナつかみやマイはしづくり体験などを学生の進行で行い、双方にとって貴重な経験となったようでした。

 小学生からは「英語学習でフィリピンとテレビ電話をしたことが楽しかった」「学校で習っていない英語を覚えられてよかった」と感想があり、また、大学生や留学生からも「楽しそうに学ぶ姿を見ることができ、嬉しかった」「ちょっとした声掛けで生徒の良さを引き出せることを学び、そのようなことをもっとスムーズに行えるように頑張っていきたい」と感想があり、充実した2日間となったことが伺えました。