横手分校公開講座「骨卒中って何?~学んで防ごう!骨粗鬆症と転倒~」を実施しました。

講義①「骨卒中って何?」(岡田教授)

 

講義②「丈夫な骨のために 栄養と生活習慣」(照井助教)

 

講義③「今日から始める!骨粗鬆症予防の運動」(齊藤助教)

 

 秋田大学は、令和2年10月16日(金)、平鹿生涯学習センターにて「骨卒中って何?~学んで防ごう!骨粗鬆症と転倒~」(主催:秋田大学横手分校、地方創生センター)を開催しました。

 本講座では年々増加している高齢者の骨折を引き起こす原因の一つとなる骨粗鬆症を取り上げ、年を重ねてもできるだけ骨を丈夫に保つための予防法について、本学教員が様々な観点から解説を行いました。

 まず始めに、医学部保健学科理学療法学専攻の岡田恭司教授より、「骨卒中って何?」と題して、骨粗鬆症について症状などの解説と、薬による治療についてお話がありました。
 続いて同講座の照井佳乃助教より「丈夫な骨のために 栄養と生活習慣」と題し、食生活や生活習慣から骨粗鬆症を予防するための方法について解説がありました。
 休憩を挟み、同講座の齊藤明助教より「今日から始める!骨粗鬆症予防の運動」と題し、誰でも無理なくできる運動の紹介があり、実際に参加者全員で実践しながらの講義となりました。

 講義後の質疑応答では「つま先立ちの運動は自身でも行っていたが強さはどの程度が適切か?」「プロテインを摂るのは効果的か?」などの質問が挙がり講師陣が丁寧に回答しました。
 受講者アンケートからも「骨卒中という言葉を初めて聞いたがよく理解できた。改善できるところを改善していきたい」「運動することによって骨密度が増えることを知りこれからも運動を頑張ろうと思いました」など、受講して良かったという感想を多くいただきました。

 秋田大学横手分校では今後も様々なテーマの講座を開講し、県南在住の皆様へ役立つ情報をお届けして参ります。