秋田大学では平成27年度より本学の卒業生を対象としたホームカミングデーを毎年開催しておりますが、昨年度は新型コロナウイルスの影響により開催中止しました。現在も新型コロナウイルスが収束しないことから、大変残念ながら今年度のホームカミングデーについても中止することとしました。
そこで、ホームカミングデーの開催に代わり、この2年間の秋田大学の活動を紹介する特設サイトをご用意いたしました。卒業生の方々にぜひご覧いただき、「コロナに負けない」秋田大学の「今」を感じていただければと存じます。

【医学部】令和元年11月 “県民の健康を守る” 秋田大学医療フォーラムを開催

がん全般をテーマとした“県民の健康を守る”秋田大学医療フォーラム「がんを克服!社会・職場・家庭で活躍&エンジョイ」を開催しました。
9回目となる今回は、がん疾患の症例と最先端の治療技術、医療現場や行政の現状、社会復帰に向けた支援などを広く県民に紹介することを目的として、昨年に引き続き秋田市出身でフリーアナウンサーとしてご活躍の小倉智昭さんを特別ゲストに迎え、市民の皆さん約320名が参加しました。また、小倉さんは、フォーラム前日に同大医学部附属病院を訪問し、がん全般に対する検査と治療の現場を見学しました。

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【医学部】令和2年1月 国際医学雑誌「THE LANCET」に本学医学科5年生の宮地貴士君が学術論文を発表

予防接種の接種率と行政の信頼度について、欧州各国を対象に調べた結果、統計学的に有意な相関があることを明らかにしました。

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【医学部】令和2年2月 国際科学雑誌「Nature Communications」に本学医学科5年生の湊隆文君が白神山地由来の微生物酵素B38-CAPに関する学術論文を発表

医学科5年生の湊隆文君が、分子機能学・代謝機能学講座の久場敬司教授のもと、秋田の白神山地由来の微生物酵素B38-CAPがヒトACE2酵素と同等に心不全や高血圧を改善することを明らかにしました。
ヒトACE2にはSARSの重症肺炎を改善する作用があることから、今後B38-CAPが新型コロナウイルス感染の重症化阻止の治療薬として開発されることが期待されます。

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【医学部】令和2年2月 附属病院で「高齢者臨床検査科(認知症医療センター)」を開設

医学部医学科は、高齢者医療先端研究センターの大田秀隆教授を中心に医師による診察や治療に加え、他の診療科や地域の医療機関と連携し、高齢者認知症の予防や治療の窓口と橋渡し役を担います。
認知症の患者様の診察はこれまで精神科や老年内科、脳外科などがそれぞれ担当してきましたが、患者様からはどの科から受診すべきか分かりづらい面がありました。本科の開設により専門性や利便性が高まり、認知症の診療体制強化に努めてまいります。

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【医学部】令和2年6月 県内の新型コロナウイルス検査体制の充実に向けて「秋田大学PCRラボ」設置

新型コロナウイルス検査件数の増加を図るため、附属病院中央検査部内に「秋田大学PCRラボ」を設置しました。
今回、中央検査部に感染性物質を扱う安全キャビネット、検査機器を新たに整備し、事務員を新規に雇用するほか、医学系研究科の講座などに勤務する医師・技術職員にPCRラボメンバーとして中央検査部の検査業務に協力いただくことにより、中央検査部の機能を大幅に強化し、院外の検査も受け入れることができるようになりました。
PCRラボの設置により、秋田県内での新型コロナウイルス感染の第2波以降に備えて、1日あたり100件のPCR検査を実施することが可能となりました。検査数の増加によって、院外の施設や仮設診療所などからの検査を請け負う役割を担っていくほか、ノウハウの蓄積による県内の他機関への技術指導などでさらに秋田県への貢献を目指します。

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【医学部】令和2年8月 「ウイズコロナ時代のこころの調査」に関する研究成果を衛生学公衆衛生学講座の野村恭子教授らが発表

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国緊急事態宣言による自粛が及ぼす本学の大学生のこころとからだへの影響について、うつ・精神疲労・不眠の3つのメンタル不全症状と生活全般について調査(2020年5月20日~6月16日)を行いました。
本調査の目的は、早期にうつや不安症状の強いハイリスク個人を同定し、保健管理センターや専門家につなげることです。その結果、相談できる人の存在があるとない人に比べ、うつや自殺念慮などのリスクが低下することがわかりました。 第一報として論文にまとめ、海外医学雑誌「Environ Health Prev Med.」に発表しました(doi: 10.1186/s12199-021-00953-1)。

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【医学部】令和2年8月 米国科学雑誌「Developmental Cell」に情報制御学・実験治療学講座 齋藤康太教授らの研究成果が掲載

秋田大学大学院医学系研究科 齋藤康太教授、前田深春助教、小松幸恵技術専門職員は、細胞分裂時に分泌が停止するメカニズムを明らかにしました。
細胞分裂の制御異常はがんと密接に連関することから、本研究はがんの分類や発症 メカニズムの新しい理解、および新規治療法の確立につながると期待されます。

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【医学部】令和2年11月 “県民の健康を守る” 秋田大学医療フォーラムを開催

がんと感染症をテーマとした“県民の健康を守る”秋田大学医療フォーラム「がんとコロナと感染症~コロナ禍の時代にがんから身を守る~」を市内のホテルを会場に開催しました。
本フォーラムは2012年から開催され県民から好評を得ており、10回目となる今回は、「がんと感染症」を取り上げ、新型コロナウイルスへの対策や医療現場の現状、がん治療への影響などを広く県民に紹介することを目的として、プロ野球解説者の梨田昌孝氏を特別ゲストに迎えて開催しました。

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【医学部】令和2年11月 生体防御学講座の安田大恭助教が令和2年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞

生体防御学講座の安田大恭助教が、令和2年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞し、秋田県庁にて表彰式が行われました。
本賞は秋田県内の優れた若手研究者を表彰するものであり、平成19年度に創設されました。安田助教の受賞研究テーマは「生理活性脂質リゾホスファチジン酸によるリンパ管新生の分子機構と病態制御機能」。

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【医学部】令和2年12月 「COVID-19肺炎に対するACE2様酵素による治療」に関する基礎研究の成果を分子機能学・代謝機能学講座の久場敬司教授らが査読前論文として公表

白神山地の微生物由来ACE2様酵素B38-CAPがSARS-CoV-2に感染した実験動物における重症肺炎(急性呼吸窮迫症候群(ARDS))の症状を改善することを見出しました。
具体的には、学内の動物実験でB38-CAPの重症肺炎に対する治療効果を確認した後、県外のBSL3実験施設に行って、実際に実験動物にSARS-CoV-2を感染させて重症肺炎を発症する動物モデルを作製しました。このSARS-CoV-2感染動物に対しB38-CAPを投与したところ、重症肺炎の症状を改善することが分かりました。
研究成果を論文にまとめ国際科学雑誌に投稿し査読中ですが、治療薬への応用が期待される重要な成果であることからプレプリントサーバーと呼ばれる査読前論文が掲載されるウェブサイトで公表しました。

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【医学部】令和3年2月 秋田さきがけ新聞「がんとともに働く」特集で、がん相談支援センターの金子幸太MSWのインタビュー記事が掲載

2月10日付秋田さきがけ新聞「がんとともに働く」特集で、当院がん相談支援センターの金子幸太MSWのインタビュー記事が掲載されました。
当院のがん相談支援センターの概要や業務内容をはじめ、がん患者さんへの就業支援取り組みおよび「治療と仕事の両立」について、金子MSWが説明されています。

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【医学部】令和3年2月 附属病院に「総合診療医センター」を開設

幅広い領域の疾患等を総合的に診ることができる総合診療医を養成・確保するための拠点として、院内に「総合診療医センター」を開設しました。
総合診療医センターは、東北地区日本海側を中心とした総合診療研修施設間の広域ネットワークを構築し、卒前教育、専門研修及びその後のキャリアパスの構築等を一貫した指導体制のもとに継続的に行うことにより、地域医療の現場に総合診療体制の充実を図ることを目的としています。
同センターでは、地域医療を担う人材を育てる「地域枠」の学生を主な対象に、県内外の医療機関と連携した実習プログラムを実施するほか、医師不足の地域の医療機関に医師を派遣する調整役も担います。同センター開設により、総合診療体制の強化を図るとともに、秋田での人材育成に医学部を挙げて取り組んでいきます。

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【医学部】令和3年3月 医療従事者の新型コロナウイルスのワクチン接種の開始

3月22日より、本学の医療従事者への新型コロナウイルスに対するワクチン接種が開始されました。臨床実習医学生、看護学生686名を含む医療従事者2787名にワクチン接種が行われ、7月14日に終了しました。

【医学部】令和3年4月 NHK番組「チコちゃんに叱られる!」に精神科の三島和夫教授がリモート出演

精神科の三島和夫教授がNHK番組「チコちゃんに叱られる!」にリモート出演して、「なぜ生き物は眠るの?」という疑問について説明しました。

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【医学部】令和3年4月 附属病院に「高度救命救急センター」を開設

本学医学部附属病院は、秋田赤十字病院、循環器・脳脊髄センターと連携し、対応が難しい心臓血管外科疾患、多発外傷、広範囲熱傷、急性中毒、多臓器不全、眼科・耳鼻科・歯科口腔外科領域にまたがる外傷等を中心に、広く救急患者を受け入れる体制を充実させるための拠点として開所しました。
同センターには専従の医師24人と看護師74人が所属。このうち救急医療の専門医は10人。本学医学部附属病院はこれまでも重症の救急患者を受け入れており、センター設置を機に医療スタッフや医療機器を拡充しました。24時間体制で7月から運用しています。

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【医学部】令和3年4月 附属病院に「がんゲノム診療センター」を開設

2021年4月1日、附属病院にがんゲノム診療センターが開設されました。センターではこれまでに121件の検査を行っています(2020年4月〜2021年9月)。
Genome(ゲノム)とはGene(ジーン、遺伝子)+Ome(オーム、総体)の造語で、遺伝子の総体を意味します。2003年にヒトゲノムが解読され、「What is your cancer?」という問いに答えるのが、「がんゲノム診療」の目的です。
あなたのがんには、このような異常があって症状を呈していると診断されます。ただし、その異常に対する薬剤の開発は今のところ約10%に過ぎません。「がんゲノム検査」ではゲノム情報と診療情報をセットで、国立がん研究センターのC-CATというデータベースに登録します。それは診断研究や創薬研究に役立てられます。このような患者さんの志は将来の誰かのために活用されています。

【医学部】令和3年5月 新型コロナワクチンの集団住民接種の開始

5月15日より、本道キャンパスの医学部体育館で、新型コロナワクチンの集団住民接種が開始されました。11月12日の終了までに、ワクチン接種のために、本学の医師1410名、看護師1700名が動員される予定です。

【医学部】令和3年6月 本道キャンパスの医学総合研究棟に「自殺予防総合研究センター」を開設

本学本道キャンパスで自殺防止対策に関する教育研究、事業推進の拠点となる、全国初の学内組織、「自殺予防総合研究センター」を開設しました。
秋田県は長年、人口10万人当たりの自殺率が全国ワーストで、自殺予防は重要課題となっており、県や民間団体と協力しながら効果的な予防策を検討します。本学では2020年6月から任意団体「自殺予防プロジェクトチーム」を立ち上げて対策に取り組んできました。
今年度からは県の予算で専任教員らを置いて組織体制を整えて調査や研究、支援などを行います。本センターでは、地域とのつながりが薄い独居高齢者と本学の学生がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを利用してオンライン上でコミュニケーションをとり、孤立を背景とした自殺の抑止を目指します。
職場などで働く中での精神的な不安に関する実態調査に取り組むほか、新型コロナウイルスの心身への影響を調べます。中高生を対象にストレスを感じた際にSOSを出せるような教育活動も進めます。

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【医学部】令和3年6月 遠隔心臓エコー検査システムの構築

令和3年5月より、附属病院からおよそ100km離れた雄勝中央病院と本学循環器内科の間で遠隔心エコーを始めました。これはリアルタイムに心エコー検査中の画像を共有して超音波専門医が助言・診断補助を行うことによって、超音波専門医不在地域との医療格差をなくすために始めた試みです。
この遠隔心エコーシステムを全県に構築できれば、循環器診療の均てん化がなされ、循環器疾患の早期発見・治療開始につながることが期待できます。

【医学部】令和3年6月 附属病院が心臓リハビリテーション研修施設に認定

心臓リハビリテーション(心リハ)は、運動療法だけでなく、食事療法や禁煙指導などの患者教育や、心理的サポートを含めた包括的リハビリテーションとして、心疾患の二次予防(再発予防)やQOL向上にとても重要です。特に超高齢化が進んでいる秋田県では非常に重要ですが、県内の導入施設が少ないのが現状です。
この度、秋田大学が施設認定を得たことにより秋田県の心リハ指導士が増え、心リハが県内に広く導入されることで、心疾患の再発予防、健康寿命の増進に寄与できると思われます。

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【医学部】令和3年7月 健康秋田いきいきアクション大賞「優秀賞」受賞

秋田県健康づくり県民運動推進協議会が主催する令和3年度総会において、令和2年度「健康秋田いきいきアクション大賞」の表彰式が催され、協議会員による投票選考の結果、「優秀賞」を受賞しました。

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【医学部】令和3年8月 新型コロナのワクチンの職域接種の開始

8月10日より、本道キャンパスの医学部実習棟の第2実習室で、新型コロナのワクチンの職域接種が開始されました。11月5日の終了までに、本学の学生・教職員や近隣大学の学生教職員を含む4563名がワクチン接種を受ける予定です。

【医学部】令和3年9月 附属病院の高度救命救急センターにおけるドクターカー事業の開始

県内各地区消防本部と連携し、重症度・緊急度が高い傷病者が発生した場合に、救急現場にドクターカーにより医師を派遣し、派遣された医師が救急現場や搬送途上で救急隊と合流して早期に救命治療を開始することで、救命率の向上を目指すもので、秋田県内では初の取り組みとなります。

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【医学部】令和3年9月 医学教育分野別評価の実地調査の報告

9月28日から10月1日までの4日間、日本医学教育評価機構(JACME)による「医学教育分野別評価」の実地調査が行われました。
この評価は、医学教育の質を国際的見地から保証することによって、医学教育の充実・向上を図ることを目的とし、2017年以降全国の医学部を対象に実施されているものです。
この評価で認められることにより、本学医学部の卒業生が、将来的に米国の医師免許試験に応募できるなど医師としてグローバルに活躍する機会を増やすことにもつながります。正式な評価結果が出るのは数カ月先ですが、本評価を契機にさらに教育の充実を目指して教職員一同取り組んでまいります。

【医学部】令和3年9月 救急・集中治療医学講座の佐藤佳澄助教が2021年度「井上学術奨励賞」を受賞

井上学術奨励賞は、アフェレシス療法の礎を築いた故、井上昇先生の遺志を継ぎ、アフェレシス療法に関わる治療、研究の学術価値を評価し、その振興および発展に寄与することが期待される個人またはグループに授与される、栄えある賞です。
救急・集中治療医学講座で新たに開発したcontinuous Plasma Exchange with Dialysis療法を重症患者に応用した一連の研究が評価されました。

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