男鹿市安全寺地区の里山保全事業に学生が協力しました
平成29年6月4日(日),本学の学生2名が男鹿市安全寺地区の里山保全事業に参画,スタッフに混じって運営をサポートするほか,田植えに挑戦しました。
この事業は,男鹿市『安全寺里山保全会』が実施主体となって展開する里山の美田オーナー事業の一環として行われているもので,地域住民がオーナーと直接交流することを目的に企画された体験イベントの一つです。
イベント当日は,前日から降り続くあいにくの雨空,6月とは思えないほど肌寒い中での田植えになってしまいましたが,開始早々あちらこちらから笑いが起こり,終始和やかな雰囲気で作業が進められました。視察に訪れた男鹿なまはげ分校の茂木分校長も,その光景に目を細めていました。
今回参加した学生は以前にも田植え経験があったため,地元の方の指導を受けると,ぬかるんだ田んぼにも迷うことなく足を踏み入れ,一般参加者からは多少後れるものの,一株一株愛情を込めて植え付けていました。
1時間半ほどで無事に田植えを終えると,お昼は地元婦人会お手製のタケノコ汁が振る舞われ,里山の味を何杯もお代わりする姿が印象的でした。
午後からは,恒例となった「かかしづくり体験」にも参加し,準備された材料に四苦八苦しながらも独創的なかかしが完成しました。
このかかしは,今日植えた田んぼの脇にすべて設置され,秋の稲刈りを迎えるまで,苗の生長をしっかりと見守ってくれることになっています。