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  3. 国際資源学部生インタビュー

OCではどのような企画をするんですか?

川里:資源地球科学コースでは5つの研究室があり、私の所属する地史解析学・古環境解析学研究室では、化石の展示や世界各地の砂・堆積物の違いのわかる展示をはじめ、世界各地で海の濃度によって重さが違うため、それを実際に比べることが出来る展示をします。
他の研究室では鉱物、石油生成プロセスの立体模型、石油掘削のシステムや火山の模型などの展示を行うそうです。
☆立体模型は学生が作ったもので毎年手の込んだ完成度の高いものになっているそうです。
高校で勉強した地学の延長線上にある専門教科で、各研究室によって内容が様々なのでどこにいっても楽しんでいただけると思います。

阿部:資源政策コースでは、研究室ごとに海外資源フィールドワークに行くので、その活動の内容をポスターにまとめて展示します。
時間帯によって活動内容を説明する学生が違うため、時間をずらして何度も訪れることでより多くの先輩から異なる説明を聞くことができます。


国際資源学部資源地球科学コース4年次 川里 なえさん(左)
国際資源学部資源政策コース4年次 阿部 信吾さん(左)

国際資源学部に入ったきっかけは?

川里:化石の勉強がしたくて入りました。
秋田大学にこのような学部があることは知らず、進路を決める際に学校の先生に教えてもらいました。

阿部:もともと海外に興味があって、高校の修学旅行でグアムに行ったり、当時メタンハイドレートなど資源系のニュースが話題になったりしていたことで、さらに海外への関心が高まりこの学部に入りました。

卒論はどんなテーマ?

川里:微古生物。宮古島の海底の泥からサンプルをとって水温・塩分濃度など海水の環境を調査しています。どこにどんな種類の生物がいたのか調べることで、古い時代の環境を推測することが可能です。

阿部:廃棄物処理。廃棄物処理は主に行政が担っていることで、日本は特に上手くいっています。
(廃棄物を集める→処理する→埋め立てる)
この廃棄物を処理する機械がとても高価で、発展途上国にはなく、廃棄物処理が問題になっているため、それを解決するための行政的アプローチはないかというテーマで研究しています。
特定の国について研究しているので、実際に提案出来るところまでいけたら良いのですが、多くの専門家が考え出したものでさえ通っていないので、なかなか難しいのが現実です。

ズバリ、国際資源学部のここが良い!

  • 授業の一環として海外に行くことができるため、海外を身近に感じることができるようになります。
  • 日常的に留学生と交流することが出来ます。
  • 進級論文として、1ヶ月秋田のある地域を調査して、その結果について発表します。基礎中の基礎である調査→発表の経験を積むことができます。
  • その分野の権威である教授が多いのでコネクションがとても強く、各国の官僚に会えることもあります。
  • 国際資源学部は、どのコースにいっても勉強していることが就職に直結します。
    ☆他の大学ではなかなか難しいそうです!
就職先の一例

石油会社
地質コンサルタント
建物を建てる前の地盤調査
天然ガス、資源系の会社

英語が苦手でも・・・?

海外に興味をもち、海外と向き合う気持ちがあれば入学時の英語力は気にしなくても大丈夫です!
高校生の皆さん、まずは28日(土)に行われるオープンキャンパスにぜひ来てみて、国際資源学部の雰囲気を体感してみてください。