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2015.10

研究支援員制度についてのインタビュー Vol.2

大戸 貴代
大戸 貴代 (おおと たかよ)
秋田大学大学院医学系研究科
医学専攻 生体防御学講座 助教
研究支援員制度を利用しようと思ったきっかけは何ですか。

研究支援員の五十嵐さん、佐藤さん(当時医学部・学部生)ともに、支援員となるまえから同じ研究室に所属していました。佐藤さんの場合は学部生の頃から基礎研究のことを学びたいということで出入りをしていて、一緒に実験をすることもありました。そんな時に研究支援員の募集があり、せっかくならばこの制度を利用した上で、どうしても時間が作れない時などに、色々と手伝いをしてもらいたいと思ったことがきっかけです。

研究支援員制度を利用した感想を教えてください。

大変いい制度だと思います。この時間は私のために時間を作ってお手伝いしてくださいということをこの制度があるおかげで気兼ねなく頼むことができました。この制度によって円滑に実験を進めることができたので非常にいい制度だと思いました。

研究支援員の方にはどのようなメリットがあると思いますか。

五十嵐さんは博士課程の学生なので自分の研究テーマを持って研究を進めていました。研究支援員として、私の研究に携わってもらうことで、自分のテーマ以外の研究に足を踏み入れて考察する機会が得られ、結果として色々と勉強になったのではいかと思います。そういう点で、メリットがある制度だと思います。

今後研究支援員制度の利用を考えている方へメッセージをお願いします。

本制度を利用する研究者だけでなく、支援員となる学生さんにとってもメリットがある制度だと思いますので、支援員制度の利用を考えている研究者のテーマに興味がある学生さん、もしくは研究を手伝ってくれる学生さんがいる場合はぜひ利用してみると良いのではないかと思います。

 

五十嵐 秀光
五十嵐 秀光 (いがらし ひでみつ)
秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻(現歯科口腔外科)
研究支援員(平成27年9月30日をもって研究支援員終了)
研究支援員になったきっかけは何ですか。

私は博士課程の大学院生として4年ほど前からこちらの研究室に所属しており、今年の3月まで自身の研究テーマに関する実験を主に行っていたため、大戸先生とともに実験を行う機会を持つことができませんでした。そんな時、大戸先生の出産・育児などの理由からこの研究支援員制度のお誘いを頂きました。

研究支援の内容を教えてください。

大戸先生が一人で行うには時間がかかり過ぎる実験の代行や、緊急で別の実験を行う必要がある時の実験代行が主になります。

どのくらいのペースで研究支援員の活動をしていますか。

自分の実験の合間も含めて可能な限りお手伝いをしています。

研究支援を行った感想を教えてください。

大戸先生の実験については、週に1回の研究室内もセミナーで話を伺っていましたが、実際に一緒に実験を行いますと、大戸先生の実験手技や研究に関する考え方などを教授して頂くことができ、非常に参考になり勉強になりました。

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