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本研究科学生が日本学術振興会特別研究員に採用されました

南アフリカ:Great Noligwa鉱山










 

カンボジア:遺跡保全システム実証実験










 

南アフリカ:University of the Witswatersrandでの定期ミーティング










 

本研究科資源学専攻、博士後期課程の池田啓さんが、日本学術振興会特別研究員に採用されました。
池田さんにお話を伺いました。

・日本学術振興会特別研究員とはどのような制度ですか?

日本学術振興会特別研究員の制度(以下、「学振」)は、優れた若手研究者が研究に専念できるように、生活費及び研究費の援助を行う制度です(公式HPより抜粋)。
学振は採用率が例年20%と狭き門です。これにより博士課程の学生でありながら、研究員として給料をもらいながら研究活動ができます。

・日本学術振興会特別研究員に採用された経緯を教えてください

これまでに、私は「博士課程教育リーディングプログラム」に所属し、博士前期課程1年から現在まで奨励金を戴いてきました。他の学生と比べ、これによりアルバイトをする必要はなく、本業である研究、勉学に集中することができました。また、リーディングプログラムに在籍している学生は鉱物資源豊かな国(ボツワナやモザンビークなど)の留学生が多く、そういった学生と実習や議論を交わすことで、数多くの知識と多様な価値観を身に着けることができました。
学振の合格(内定)は個人の力よりも国際資源学部(研究科)ならびにリーディングプログラムをはじめとする周囲の協力によるものが大きいと感じ、秋田大学で資源学を学べて良かったと心から思います。
これまで学部から修士、博士と秋田大学で学んできて資源学に関する知識を蓄えることができました。支えてくださった皆様にあらためて感謝の意を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。


・どのような研究をしていますか

「地下鉱山の原位置応力モニタリングシステム」に関して研究しています。近年、鉱山会社は効率化、自動化、リモートオペレーションを目指し、研究開発を推進しています。所属研究室ではこれらに貢献するICTと資源開発を融合させた“スマートマイニング”の研究を進めています。日々、拡張されていく地下鉱山内では、作業進度に応じて整備すべき場所も変化することが問題です。これに対応する手軽で安価な地下鉱山内の通信システムの開発が切望されています。


・国際資源学部・研究科を選んだ理由を教えてください

私は、資源学全般、特に資源防災の分野に興味を持ち、将来、資源開発に携わるエンジニアとして働きたいと考え国際資源学部への進学を決めました。大学院国際資源学研究科に進むにあたっては、学部時代から所属している採鉱工学研究室に所属し研究を続けたいと考えていたことと、前述のリーディングプログラムの2つが決め手となりました。リーディングプログラムは国際資源学研究科との共通科目に加え、独自科目の受講や実践学習が数多くあることから知見を広げるうえで貴重な経験となると考えました。


・博士後期課程での研究への意気込みは

学振の内定で自信がつきました。更なる精進を重ね、現場そして人々の生活に役立つシステムを構築していきたいです。


・博士課程修了後はどのような進路を希望していますか

国際的に活躍できる研究者になりたいです。そのためには、豊富な知識や独創的な思考力が求められる
と思います。現状、不十分な知識や思考力をこれから磨いていきます。


・後輩へのメッセージをお願いします

学部(研究科)の学生の皆さんの中には、なんとなく国際資源学部(研究科)に進学された方がいるか
もしれませんが、秋田大学の国際資源は資源分野において国内トップクラスの研究環境と就職実績を
誇っています。この恵まれた環境で学生生活を過ごせることは大変幸運なことだと思います(私も含
めて)。
このアドバンテージを活かして世界の資源分野を牽引していきましょう!皆さんの将来のご活躍を祈っ
ています。