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北東北国立3大学連携推進会議連携協議会 男女共同参画シンポジウム「キャリアの始まりを自分らしく!~女子中高生の理系進路選択から考える~」を開催しました(6.2.1)

山本学長による開会挨拶



 

基調講演の様子



 

意見交換会の様子



 

 1月18日(木),秋田大学にてオンラインによる,北東北国立3大学連携推進会議連携協議会 男女共同参画シンポジウム「キャリアの始まりを自分らしく!~女子中高生の理系進路選択から考える~」が開催されました。本シンポジウムは,平成22年度から弘前大学,岩手大学,秋田大学の3大学が毎年持ち回りで開催しているもので,当日の参加者数は,およそ110名となりました。

 山本文雄秋田大学長からの開会挨拶では「北東北国立3大学において,女性研究者のすそ野拡大,ひいては,女子中高生の理工系学部への進学が課題となっている。文科省においても,「女子中高生の理系分野に対する興味関心を喚起し,教員や保護者の理系進路選択に関する理解促進を行う大学等の支援」について,重点的に取り組むひとつとして掲げており,このような背景を踏まえ,今年度は,女子中高生の理系進路選択をテーマに開催し,北東北国立3大学の連携によるダイバーシティ推進が図られることを期待したい。」との発言がありました。

 第一部では,基調講演として,九州大学教授河野銀子氏を講師に迎え,「女子の理系進学を阻むさまざまな理由」と題し,女性の理系進学の拡大については大学や学校におけるジェンダー平等に関する諸問題を解決するひとつの鍵であるとお話しされ,個人要因や環境要因などのデータ分析を基に,大学ができることはなにかについて述べられました。

 第二部として,弘前大学,岩手大学,秋田大学の3大学による意見交換会が行われました。弘前大学の藤﨑浩幸男女共同参画推進室室長,岩手大学の喜多一美理事,秋田大学の真鍋雅文理事がパネリストとして,九州大学の河野銀子教授がコメンテーターとして,秋田大学の山名裕子男女共同参画推進室室長が司会として登壇し,「女子生徒の理系進路選択に関する大学の支援,ならびに今後の展望」をテーマに,各大学の取組みや課題等について発言した後,活発な意見交換が行われ盛会のうちに終了しました。

 終了後のアンケートでは,「基調講演での,市町村規模による意識の差などの話が興味深かった」「新たな視点を持つことができた」「理系へ進んでもらう為の様々な活動が各大学で個性的で良かった」などといった意見が寄せられました。

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