保健学科とは?

医学・健康科学を理解し、人々の健康と福祉に貢献できる
国際的視野を備えた人材を養成。

医学部は、豊かな教養に支えられた人間性、学問の進歩に対応しうる柔軟な適応能力と課題探求・問題解決能力を養い、医学・健康科学に対する充分な理解をもとに、人々の健康と福祉に貢献できる国際的視野を備えた人材を育みます。「保健学科」は、看護学・理学療法学・作業療法学の3専攻3講座を設け、医療専門職者(看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士)を養成します。

保健学科の特徴

初年次から、将来の医療チームメンバーである3専攻および医学科との、合同講義を開講しています。理学療法学専攻と作業療法学専攻では、人体構造学実習ができるように、教育環境を整えています。多様な場での実習を通し、実践力を高められるカリキュラム構成です。また、専門職として研究的視点を培うため、卒業研究を必修にしています。学生へのサポートは、クラス担任制やチュートリアル制で万全です。

医学部を卒業した後のキャリアパスについて

医学部卒業生は医師、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士という国家資格を取得して医学・医療の世界で活躍するのが、一般的な卒業後の進路です。医学科卒業生の場合、2年間の初期臨床研修を終了した後は、専門医取得を目指したプログラムに進む他、大学院に進学し専門医と共に研究者や医学医療の高度専門職を目指す道が開かれています。保健学科卒業生の場合も同様で、臨床の現場で医療人として活躍する道の他に、大学院に進学して研究者、教育者、高度な専門家を目指すことができます。
秋田大学大学院医学系研究科では世界的な生命科学研究の他、特色ある研究が数多く行われており、多くの学生を受け入れています。また、臨床家や研究者・教育者以外に、国や地方自治体の医療・保健・衛生行政の現場や、海外の国際保健医療協力の現場で活躍する可能性なども開かれています。