過去の取り組み紹介

体験教室「PCR検査を学ぼう〜秋田北高篇〜」を実施しました(3.1.20)

 令和2年12月23日(水) と 24日 (木)の両日、あきた理系プロジェクトの一環として、秋田大学において、10月に実施した体験教室「PCR検査を学ぼう」の縮小版で秋田北高校数理探究クラスを対象とした体験教室「PCR検査を学ぼう〜秋田北高篇〜」を実施しました。

 本学大学院理工学研究科の尾煢文教授による、PCR法の概要等についての講義に続き、疋田正喜教授から実験器具の使い方が説明され、実験が進められました。
 今回も理解を深めるため、個別実験とし、マイクロピペットも一人に一台用意されました。教員や学生に指導してもらいながら、初めは慣れないマイクロピペットの操作も慣れてくると、楽しそうな様子も見られました。
また、高校では取り扱うことのないアガロースゲル電気泳動では、DNAが移動した様子を興味深くのぞき込んでいました。

 終了後のアンケートでは、「実験が楽しかった。秋大の生命科学科に入りたいという思いが強くなった。」「まだ進路について具体的なイメージがなくて決められていなかったけど、こんな分野もあるんだ!!と思い少し前向きになれました。」といった感想が寄せられました。

その他の感想や写真はこちらもご覧ください。

秋田大学理工学部生命科学コースHPはこちら。


本プロジェクトは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代人材育成事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」採択事業で、理系女子学生の増加、女性人材の裾野拡大を目標に、女子中高生およびその保護者・教員を対象とした取組を実施するものです。

マイクロピペットで試薬を注入

 

イルミネーターでDNAを確認