ローモデルの紹介

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2015.9

菅原 香織

これが私の生きる道

  • 菅原 香織(すがわら かおり)
  • 秋田公立美術大学
  • 美術学部 景観デザイン専攻 助教
研究内容を教えてください

様々な社会的課題を解決する「ユニバーサルデザイン」「インクルーシブデザイン」「コミュニティデザイン」といった新しいデザインの研究領域を設置する大学が増えていますが、これまでのデザイン教育では実現できなかった人々の「思いや願いの実現」や「共有すること」の欲求に応え「人々の福祉に資する」という機能が「デザイン」に求められていると考えられます。そこで「公共デザイン」という研究領域を確立するため、国内外の公共の施設や空間デザインのプロセスの調査や実証研究から、公共デザインに携わる人材育成のためのカリキュラムについて研究しています。  

進路を決定したきっかけや今の研究をしようと思った
きっかけがありましたら教えてください

美大に進もうと思ったきっかけは、高校2年のときに女子大に通っていたいとこから「文系の4年生を卒業しても女子の就職先はない」と言われたことです。当時は男女雇用機会均等法が出来る前でした。ならば手に職を付けるか専門職につながる大学が良いと思い、もともと工芸やデザインに興味があったため、美大を受験し、多摩美術大学でインテリアデザインを学びました。今の研究をしようと思ったきっかけは、妊娠・出産・育児・介護の経験を通して一歩外に出ると個人の力ではどうしようもない「社会的障壁」があることを知り、それらの課題をデザインによって解決できることが出来ないか?と思ったことです。

仕事と生活を両立するために実践している事、心がけている事はありますか

バランスの良い食事と睡眠をとることを心がけています。また、ストレスをためないよう気分転換に趣味(筝)の時間を作ってリフレッシュしています。

研究者を目指す女性大学院生・学部生の皆さんへメッセージを一言お願いします

研究者を目指すのに、女性だから出来ないということはありません。でも女性にしか出来ないこと(妊娠・出産・母乳)に挑戦するチャンスが訪れたときのために、心身ともに「健康」に気をつけて準備しておくことをお勧めします。

●プロフィール

多摩美術大学卒

照明計画の会社に就職

父親の秋田転勤をきっかけに秋田に転職

秋田市立美術工芸専門学校の講師として勤務

秋田公立美術工芸短期大学開学にともない助手として採用&結婚

翌年長男出産・4ヶ月の育児休業後職場復帰

3年後長女出産・1年の育児休業後職場復帰

秋田公立美術大学開学にともない助教として勤務

翌年長男が県外の大学に進学したのを機に秋田県立大学大学院に社会人入学、現在は週に2日程大学院に通学中。

●マストアイテム(パソコン)

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