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イベント情報

サイエンスセミナー2011『マンモスからコラーゲンがとれました』を開催しました(H24.1.4)

会場の様子

 

牙で作られたマンモスの置物

 

秋田大学では、次世代女性研究者育成事業としてサイエンスセミナー2011『マンモスからコラーゲンがとれました』を開催いたしました。

 昨年に引き続き今年も、株式会社ニッピバイオマトリックス研究所長の服部俊治氏から、大学院生・研究者向けに、コラーゲンの特質や、現在行われている冷凍マンモス研究の先端についての分かりやすく解説され、医学系以外の参加者にも興味深い内容でした。

 はじめに、2万〜4万年前のマンモスの牙からコラーゲンの抽出に成功し、その分析の結果コラーゲン特有の3本鎖の構造を保っていることがわかったとお話がありました。
 さらに抽出したコラーゲンの多変量解析により、マンモスコラーゲンとゾウコラーゲンの近似性が見いだされたと解析しました。
 最近私たちがよく耳にする身近な「コラーゲン」を材料に、遙か昔に実在したマンモスについて話を聞くことができ、大変貴重なセミナーとなりました。
 また、質疑応答では、会場の参加者との活発な意見交換が行われ、有意義なセミナーとなりました。

 このサイエンスセミナーは、平成23年度文部科学省科学技術人材育成費補助金 女性研究者研究活動支援事業(女性研究者支援モデル育成) 秋田大学「大学間連携と女性研究者支援in秋田」の事業として開催しました。

項目名 内容
日 時平成23年12月22日(木)
16:00〜17:00
場 所秋田大学医学部 基礎医学研究棟3階
細胞生物学講座セミナー室
対 象大学院生、研究者の方
問合せ秋田大学男女共同参画推進室コロコニ
?:018-889-2260, FAX:018-889-3186 ,
メール:sankaku2@jimu.akita-u.ac.jp,
HPからhttps://www.akita-u.ac.jp/coloconi