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新世代モーター特性評価ラボ

電動化システム共同研究センターには、航空機電動化研究の拠点「新世代モーター特性評価ラボ」があります。
「モーター特性試験装置」と「航空機システムの実証試験装置」などがあり、一般の企業の皆さまにご利用いただける貸出設備を有しています。

ラボの概要

「新世代モーター特性評価ラボ」は、秋田市雄和の旧秋田市立種平小学校(2016年廃校)を改修し、試験研究施設として整備した当センターの主要研究拠点になります。
小学校の外観は変えずに、体育館や各教室などを重点的に改修し、航空機電動化研究の施設として生まれ変わりました。
この体育館には150~200席の民間航空機の胴体を収納できるスペースがあり、実寸大の航空機(単通路型航空機に相当)の機体の電力網や機器配置を再現した大小システムの実証試験が可能となります。

※旧種平小学校全容

貸出が可能な設備

1.モーター特性試験装置(モーターベンチ)

旧体育館内に整備されたモーター特性試験装置(シンフォニアテクノロジー社製)を貸出、お使いいただけます。
試験容量400 kW/最高試験速度20,000 r/minまで対応可能な国内最大級のモーターベンチです。

※モータベンチの全容

2.システム試験設備(通称:カッパーフェザ)

「新世代モーター評価ラボ」には、モーター性能評価試験やグリッド(送電線)を使用したシステム試験等に利用できる、「モーター特性試験装置」と「システム試験設備(通称:カッパーフェザ)」を整備しています。
旧体育館に実際の航空機(単通路型航空機)に相当する大きさのスペースを確保し、航空機の機体をトレースした電線路(ケーブルラックと支持体)を整備しています。そこに電力ケーブルやブスバーなどを配置し、モーターや発電機、負荷側機器を相互に接続することで航空機システムの実証試験が行えます。
利用者の皆様が持ち込まれた供試体(モーター、発電機、負荷機械など)のシステム実証試験の場としてご活用いただけます。

※カッパーフェザ全体景色

新世代モーター特性評価ラボのモーターベンチやカッパーフェザをご利用を検討の方は、
設備利用のご相談、施設見学などはサイト内のメールフォームよりお問い合わせください。