留学を希望する方へ
留学体験記

ビクトリア大学
(カナダ)

2019(令和元)年度
海外短期研修
理工学部2年
布澤 芳朋

研修先での学習内容等

 ビクトリア大学での学習内容は、様々な場面での日常会話の表現方法を学び、そのトレーニングやスピーチを実践しました。中でも日本語ではうまく表現できない単語や場面が多くあり、その表現を学びました。そのことで、英語独特の語学の文化をいくつか感じることが出来ました。また、ドラマを通して表現と解釈、音楽の楽曲の解釈や表現方法を学びました。その他にも、学内の図書館でも勉強をしました。図書館の中は、雰囲気もよく授業後課題や復習をするのに利用しました。興味深い蔵書も多く、時間があればもっと多くの分野の本を読んでみたいと思いました。
 

研修期間の生活面について

 ホストファミリーは、優しくそして明るい人達でした。ホストファミリーとは、日々楽しく会話を楽しむことが出来ました。日本の文化についてジェスチャーも交えて話しました。また、ホストファミリーの息子君(高校生)とも仲良くなり、一緒に買い物、ビリヤード、英語の勉強、日本語の勉強などをしました。ホストファミリーの息子君は、とても日本や日本語が好きで、日本のアニメ・ゲーム・歴史について詳しく知っていました。私は、アニメ・ゲームは全くしないので聞くだけでしたが、彼とは日本の有名な名所について話しました。たまたま私は、奈良と京都に住んでいたので、お寺や神社などの話をいろいろしました。富士山にも登った事があるのでその事について話したりもしました。また、彼はビリヤードがとても上手く、何度も対戦をしましたが1度しか勝つ事が出来ず、技術指導してもらった事も楽しい思い出です。そして、彼との英語と日本語の教え合いはとても有意義で貴重な時間でした。彼に、簡単な日本語を1時間ほど教え、その後に彼から、英語を教えてもらうというシステムでしていました。言葉のニュアンスなどを色々と苦労しましたが、今となっては良い経験ができたと思います。

 食事は、朝は自分でシリアルなどを作って食べ、昼食は学内にあるフードコートで食べるか、1日前の夜に家でサンドウィッチを作って持って行ったりしました。夕食は、ホストファミリーと一緒に食べるか、友達と一緒にダウンタウンに行ってレストランで食べたりしました。

 授業の無い休日などの過ごし方は、ビクトリア大学から支給されたone cardを使い無料でバスに乗り様々な場所を訪れました。多くのアクティビティがあり、私は山に登ったり、お城巡りしたり、綺麗な海岸沿いを歩いたりしました。
 

研修期間全般にわたる感想

 カナダでの1ヶ月の生活を経験する事によって、幅広く英語に関する力や理解が深まりました。特に生活する上において日常会話の習得は大変重要であり、ある程度語学力は向上したものの、ネイティブイングリッシュの聞く力、表現力はもっとレベルを上げなくてはならないと実感しました。さらに、異文化に触れる機会が出来て良かったと思います。その中で感じたことは、日本とは違う物事の考え方や行動意識、様式などでした。そのことは国民性や歴史文化、宗教などの違いに起因することなのでしょうが、世界を知ることのきっかけとなりました。昨年短期留学したオーストラリアともまた違い興味深いことでもありました。行く前は不安もありましたが、あっという間1ヶ月でした。とても素晴らしい経験が出来、視野も広がり良かったと思っています。
 

今後の勉学計画

 今後は、海外の大学において、生物分野の勉強をしたいと考えています。まずはより一層、英語力を鍛えたいと考えています。そして海外での大学生活がスムーズにできるレベルに達するように頑張ります。そのためにも、日々IELTS対策を通してListening・Writing・Reading・Speakingの練習を絶やすことなく取り組みたいと考えています。また、これからも国際的な視野を持ち、広く深い学問を身につけ、豊かな人間性をもった人になるように成長していきたいと思っています。
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