留学を希望する方へ
留学体験記

ニューファンドランドメモリアル大学
(カナダ)

2017(平成29)年度
派遣交換留学
教育文化学部3年
髙田 篤希

セントジョンズの街並み

Japanese CultureClub
(本人前列いちばん左)

ジップライニングツアー
(本人後列の黄色いニット帽)

 私は現在カナダ最東端に位置する島、ニューファンドランドで留学生活を送っています。ニューファンドランドの文化はカナダの他の地域と比べても少し変わっていて、とても面白いです。ニューファンドランド特有の食事、自然、そして方言は他の地域では体験できないものばかりです。また、ニューファンドランドは島なので、大都市のような利便性には欠けますが、そこに住む人たちは本当に温かく、何より治安が良いです。

 私は前学期と今学期で異なるキャンパスに通っています。前学期は主にESLの授業を受け、今学期は言語学や英語教育の授業を受けています。特に今学期受けている授業では、日本では学ぶことのできない深い内容を吸収することができるので、自分の専門である英語教育や自分自身の英語学習において非常にためになります。学期ごとに異なるキャンパスに通い、そこで学ぶことも関わる人も周りの環境も全然違うので、感覚的には二回留学しているみたいで、よりたくさんの刺激を受けることができます。

 留学していて一番成長を感じるのは、自分の考え方の幅が広がってきていることです。こちらで生活していると、カナダの文化はもちろん、いろいろな国籍の学生と交流することで様々な国の文化に触れることができます。そういった体験のなかで、日本では当たり前だったことが世界では当たり前ではないことに気づかされ、自分の狭い視野を広げてくれます。これは留学でしか得られない成長だと思います。

 留学当初は不安でいっぱいでしたが、今ではこちらの人や文化、自然が大好きになり、いつまでもニューファンドランドにいたいという気持ちが増すばかりです。残りの限られた時間を大切に過ごし、良い形で留学生活を終えられるように頑張ります。
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