留学を希望する方へ
留学体験記

ニューファンドランドメモリアル大学
(カナダ)

2022(令和4)年度
派遣交換留学
理工学部 4年
佐藤龍之介

グレンフェルキャンパスの寮

セントジョンズキャンパスの寮

帰国する際にセントジョンズキャンパスの寮の友人たちと撮った写真

ニューヨーク・ブルックリンの街並み

私は、2022年6月から2023年4月の間、カナダのセントジョンズに位置するニューファンドランドメモリアル大学に留学していました。私は留学の相談に行った時期が遅かったので学生ビザの申請が直前になってしまったことやそもそもコロナウイルスの影響で留学が行けなくなる可能性があったことなど、様々な心配事がある中での留学でした。しかし、国際課の担当の方と留学準備を進めていったことで予定通りに留学を開始することができました。
まず初めに、私はコーナーブルックのグレンフェルキャンパスで6月から8月までESLのサマープログラムに参加していました。これは、留学当初、語学条件を満たしておらずESLを卒業し9月以降にコンピュータサイエンス学科の授業を履修するという目的の為でした。ESL当初は、英語力不足でコミュニケーションが上手くできるか不安でしたが、ESLには多くの韓国の学生が参加しており、他にも派遣先大学の一年生も参加していた為、課題や試験、日常的に彼らと関わる中で親しくなり、実践的な英語力が身に付いたことに加え多くの友達ができました。ESLでは、ペアでのインタビューやグループでの劇などのグループ課題が多く、非常に楽しかったです。次に、無事にESLを卒業することができ、9月の秋学期以降はセントジョンズキャンパスでコンピュータサイエンスについて勉強しました。特に、プログラミング課題が非常に大変でしたが、今後エンジニアとして働きたいと考えている私には、コーディングについてしっかり学ぶ良い機会になりました。また英語の面では、授業や生活をしている時にESLを卒業したけれども英語力が足りないと感じることが何度もあり、辛く感じるときもありましたが、ESLからの友人や寮の友達、授業で親しくなった学生とコミュニケーションを取る中で着実に英語力を養うことができたと思います。また、冬休みには約一週間のニューヨーク旅行に行きました。その時には、乗り継ぎ便のフライトに乗り遅れるというトラブルがありましたが英語で自分の現状や要求を伝えることができ予期せぬトラブルにも対処することができました。ニューヨーク旅行は、初めての海外旅行だったので非常に楽しく多くの貴重な体験をすることができました。秋学期には、英語力に自信が付いてきていたので、現地の3,4年生向けの講義を履修しました。特に、4年生向けの講義で履修した計算複雑性に関する講義はとても興味深く、今後の研究のテーマにしようと考えています。
 
10カ月間の留学で、新しい環境で生活し英語を通して友達もでき生活にも慣れていきました。最終的には、セントジョンズの街を離れるのが寂しかったです。将来的には、エンジニアとして海外で就職したいと考えているので、今後も英語の勉強を継続し、エンジニアの経験をする為にインターンシップに参加するなどの”私が今やりたいこと”に色々と挑戦していきたいです。
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