禁煙支援

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禁煙支援

秋田大学手形キャンパスは平成17年4月1日より敷地内全面禁煙を実施しています。
保健管理センターでは、医師による禁煙補助剤を用いた禁煙外来、禁煙・喫煙の相談に応じています。費用は学生、教職員ともに無料です。 一人でも多くの喫煙者が活用されるようお勧めいたします。

タバコは「百害あって一利なし!」です。

タバコの煙には約5,300種類の化学物質が含まれています。
そのうち200種類以上が有害物質、50種類以上に発ガン性があると言われています。特に健康に有害とされるのは以下の3つです。

  • 末梢血管を収縮させ、心拍数・血圧を上昇させます。
    強い依存性があり、喫煙習慣を作ります。
  • タール:多くの発ガン性物質が含まれています。
  • 一酸化炭素:血液中のヘモグロビンと協力に結びつき、
    全身的に酸欠状態にします。動脈硬化が進みやすくなります。

タバコを吸うと肺ガンになりやすい、とはよく言われますが、タバコは全身のガンに対して密接な関係があります。タバコの煙に直接触れる口・のど・肺はもちろんのこと、唾液と共にタールを飲み込む食道や胃、有害物質を分解・排泄する肝臓、膵臓、膀胱なども、タバコを吸わない人に比べてガンにかかりやすい率がかなり高率になります。女性がタバコを吸うと、不妊症になりやすくなったり、低体重児出産や流産・早産の危険性が高くなります。また、若い頃からタバコを吸うことは良くありませんが、それは以下の理由があるからです。

  • 成長途中にある若者は、タバコの影響を受けやすいこと。
  • 早くタバコを吸い始めた人ほど、依存性が高くなり、やめにくいこと。
  • 大人より、将来病気(特にガン)になる可能性が高くなること。

タバコは20歳から法律では制限を解いていますが、身体的にはタバコを服用して良いことは一つもありません。その上、自分が10本タバコを吸えば、周囲の人に1本分の副流煙としての影響を与えてしまいます。自分がタバコを吸うことで、周りの人にもタバコの害を振りまくことになるのです。

このように、喫煙は、がんをはじめ循環器疾患やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など呼吸器疾患の原因となるだけでなく、妊娠や出産にも悪影響を及ぼします。
さらに、周囲の健康への影響もあり、健康増進法により受動喫煙の防止が定められています。

加熱式タバコ・電子タバコは安全ではありません

加熱式タバコの煙(エアロゾル)には、発がん性物質や、依存性のあるニコチンが含まれ、電子タバコのエアロゾルには有害化学成分が含まれるなど、本人の健康への悪影響や、周りの人の健康への悪影響が否定できません。
このことから、加熱式たばこは、健康増進法で使用が認められている場所以外では喫煙できません。

☆禁煙についての相談は保健管理センターで受けつけています

利用時間

月曜日〜金曜日(平日)

午前8:30〜午後5:00

受付

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保健管理センター事務室

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